劇場公開日 2013年7月27日

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「天皇陛下に戦争責任はあるか?」終戦のエンペラー 未散さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0天皇陛下に戦争責任はあるか?

2013年8月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

アメリカの描いた映画としては日本人の感情を理解して作った作品だと思います。その為に主役の米将校があやと言う軍人の姪と恋愛することで、日本人の心情、天皇を神とする考え方を理解させていると思います。私ごとですが、私の94歳になる母は真珠湾攻撃で戦争に突入したことを電話交換手をしていてモールス信号で知ったと言う歴史の生き証人ですが、母の考えとしては会議で戦争反対をとなえた皇族もあるのに決断したから戦争責任はあるです。その時の情勢は判りませんが戦争に追い込まれていったのは確かです。でも玉音放送をのテープを盗もうとした軍人がいたことは初めてしりました。昭和天皇がマッカーサーと会った時、姿も似た俳優の人が、戦争責任は私にあると言った時は、戦争をやめる苦しい判断した天皇に涙が出てきました。アメリカとしても戦争責任を問わないことでこの国を統治していけると思ったと考えられます。

未散