「【「Under・Pressure」  全ての人が鋼のメンタルを持っている訳ではない。だから”鬱病”である事を隠さずとも、生きていける社会風潮になることを望む。】」なんだかおかしな物語 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【「Under・Pressure」  全ての人が鋼のメンタルを持っている訳ではない。だから”鬱病”である事を隠さずとも、生きていける社会風潮になることを望む。】

2021年5月9日
PCから投稿

悲しい

難しい

幸せ

ー ザック・ガリフィアナキス出演とあったので、コメディ映画かと思いきや、自分に自信がなく、内向的な高校生クレイグが、成人精神病棟のオカシナ人々と出会い、様々な経験をする事で、精神的成長を遂げる映画だった・・。ー

◆印象的なシーン
・クレイグがボビー(ザック・ガリフィアナキス)を始めに、LSD100錠‼を飲んだ病室から出た事のないインド人、の同室のムクタダ、帽子のスミッティ、聴覚が異常に敏感なソロモン達、オカシナ人達とオカシナ交流を深めていくシーン。

・自傷癖のある、可愛らしい少女、ノエルとも徐々に親しくなり・・、

・皆で”集団療法”を受ける中、クレイグがボーカル指名を受け、ロック・スターになり切って歌った「Under・Pressure」の”脳内”ライヴシーン。

<鬱病が大変な病気である事は、産業医から聞いているし(何年も、会社に来れない同僚がいる・・。)この映画の原作を書いた方も、自死された事実もあり、軽々しい事は書けない。
 が、今作のラストの様に、一人でも多くの人が、病から抜け出れることが出来る事を、祈るのみである。
 自分自身も、どこに陥穽があるか分からないので、何とも言えないが・・。>

NOBU