劇場公開日 2013年6月22日

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「夢や希望はないけど」さよなら渓谷 kurikuriさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0夢や希望はないけど

2013年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

知的

こんな人生もあるなぁ・・・って思える。

「幸せになるために一緒にいるんじゃない!」と言ったかな子は
生きる気力をなくし、絶望の中でも
俊介からの愛や思いやりによって、癒されて生かされているような気がするし

2人のこういう関係は、どこかでまた続いてるような気がするし。

俊介すらも、かな子の理解できない行動や、悪意に満ちた行動によって
過去の罪の意識が少しづつ、薄れて、自分の心を取り戻しているのかも
知れないな。。と思います。

主役の2人は、本当に演技しているというよりは
かな子と俊介の人生になってしまったかのように、
とっても自然で、心を打たれます。

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kurikuri