「ユキオはデッドプール2にも出てくるユキオ?」ウルヴァリン:SAMURAI kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ユキオはデッドプール2にも出てくるユキオ?
とうとうB級SF作品に成り下がってしまったか・・・と思わせるほど変な映画。日本が舞台で変てこな日本表現があるのはいいのだが、ストーリーが陳腐すぎる。恩人に対面したとき、矢志田財閥の孫娘マリコ(TAO)を守って欲しいと言い残して死んだ矢志田。壮大な葬式の最中にヤクザの軍団に襲われるマリコ。それを助け逃亡するローガンであったが、彼は矢志田の主治医であるドクター・グリーンに治癒能力を奪われていて、傷が回復しなかった・・・
逃亡の展開では新幹線の上での格闘シーンが面白いし、日本の文化とも言えるパチンコ屋やラブホテルも登場する。三日以内に遺言書が開かれ、全相続は父親であるシンゲン(真田)ではなくマリコに譲られるという内容のため父親に狙われていることを知る。そのシンゲンが決めた許婚ノブローや幼なじみの恋人であったハラダ(ウィル・ユン・リー)もどちらサイドなのか理解不能のままストーリーは進む。
最終的には死んだはずの矢志田が生きていて、ローガンの不死能力を奪おうとアダマンチウム合金のモビルスーツで戦うクライマックス。マリコとは長崎にて結ばれるが、夢を見ると必ずジーンが登場する・・・そんな関係にまで発展してたっけか?
長崎から東京までユキオの運転で戻るのにわずかしかかからなかったのに、500㌔離れた矢志田の故郷(多分伊賀)が遠いと感ずる2人。観終わって思い出そうとしても、マリコはみんなに殺されようとしていたのか、守られようとしていたのかさっぱり思い出せない。これもエンドロール後にマグニートーとエグゼビアが登場したせいだ。
bloodtrail様コメントありがとうございます!!!
日本描写のおかしなアメリカ映画の代表格にされてるみたいですね。
80年代90年代にはもっとおかしな映画がありました。
でも『キル・ビル』は大好きです♪