ボス　その男シヴァージ

いきなり１００人単位での群衆ダンスが始まり、スーパースター「ラジニカーント」の七変化、タミル美女のエネルギッシュかつ妖艶なダンスシーンが延々と続きます。
ただただ、圧倒されます。本作にかかわる人たちの、映画にかける情熱を、これでもか、と感じました。
何でも、１月５日のキネカ大森では、本場インド式に、スクリーンに合わせて、踊るシーンは客も一緒に踊り、歌うシーンは一緒に歌う、観客が歌って踊る「マサラシステム」を行ったとのこと、テアトルさんにはしゃれが分かる方がいらっしゃるようです。
３時間という長尺ですが、あっと言う間で、後には、心地のよい疲労感が残りました。
こういう映画は、ぜひ、スクリーンで観ましょう。そして、元気をもらいましょう。

インド映画３本目。
またまたスーパースターラジニ主演の映画観ちゃいました。
これまた１８５分という３時間越え！
長い長い…。
ラスト４０分くらいまではアクションあり、ダンスあり、歌あり、おまけに腰砕けなビミョーなギャグのオンパレード。
まるでドリフの大爆笑…。
一体どこまで真面目に作ろうとしているのか…おまけにどう見ても日本人が見たらスーパースターに見えないところがミソ…？
お話は賄賂や裏取引を一切排除して、人々のために病院や学校を建てようとするラジ二を、そんなことされたら臨時収入がなくなると警察やら、政治家やら、敵対企業のボスやらが総掛かりでラジニを潰しにかかるという単純明快なストーリー。
それでもラスト４０分は畳み掛けるアクションの連発でした。
それも、なぜかラジニがハゲになって登場！
もうシッチャカめっちゃかです。
相変わらずツッコミどこ満載の映画だけど、まぁースーパースターの映画だからいいのかな。
けど、３時間飽きずに見れました。単純計算で１時間￥６００－でこれだけてんこ盛りな映画見れるんだから割安感たっぷりかも！