夢は時をこえて 津田梅子が紡いだ絆

劇場公開日:

解説

女性たちの真の自立に生涯を捧げた津田塾大学の創始者・津田梅子の足跡を辿る長篇ドキュメンタリー。監督・脚本は「伝説の舞姫・崔承喜 金梅子が追う民族の心」の藤原智子。撮影を「伝説の舞姫・崔承喜~」の宮内一徳が担当している。2000年度キネマ旬報文化映画ベストテン第1位、第55回毎日映画コンクール記録文化映画賞受賞、日本映画ペンクラブ・ノンシアトリカル部門第1位作品。

2000年製作/92分/日本
配給:日本映画新社
劇場公開日:2001年2月10日

ストーリー

1984年、冬。津田塾大学の大学タワーの屋根裏から、創始者・津田梅子がアメリカ時代の育ての親であるランマン夫妻に宛てた数百通に及ぶ手紙が発見された。1964年、江戸に生まれた梅子は、モダンな父の勧めもあって明治政府から派遣された5人の女子留学生のひとりとして、たった6歳でアメリカに留学した。恵まれた教育環境の中で育ち、無事に留学生活を終えた彼女が帰国したのは1882年のこと。ところが、彼女の祖国への期待は見事に裏切られてしまう。女性の地位の低さ、無責任な官僚組織と事大主義。祖国に失望した梅子は、再び渡米しブリンマー大学に留学。そして1900年、女性の真の自立を目指して日本に最初の私学の女子高等教育機関を麹町区一番町に開校した。やがて津田塾は、アメリカ時代の友人たちの援助もあって大きく成長。そこから巣立った卒業生は、各方面で活躍している。

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