極道はクリスチャン 修羅の抗争

劇場公開日:

解説

元ヤクザの神父の過去を、回想形式で描く極道映画シリーズの第1弾。監督は「修羅がゆく13 完結篇」の小澤啓一。鈴川鉄久による原案を基に、「修羅がゆく12 北九州死闘篇」の板倉真琴が脚本を執筆。撮影を「修羅がゆく13 完結篇」の鈴木耕一が担当している。主演は「DOA2 逃亡者」の哀川翔。スーパー16ミリからのブローアップ。

2000年製作/105分/日本
配給:Knack
劇場公開日:2000年12月8日

ストーリー

元ヤクザで、今は美ヶ岡教会の神父である竜二は、懺悔にやって来たム所帰りの男・末松に自分の過去を語り始める。かつて兄弟分の鉄夫と共に大暴れしていた竜二は、ある日、不良グループが盗んだパソコンを横取りして大儲け。この時、不良グループのメンバーのひとりである修平を舎弟にしたことがきっかけで、彼は修平の姉・典子に一目惚れするも、敬虔なクリスチャンである彼女に彼の想いは届く筈もなかった。さてその後、不動産ブローカー・田村との仕事で、暴力団鬼壺組といざこざを起こした竜二は、篠田組の若頭・白岩に間一髪のところを救われたことから、彼の男気に惚れ舎弟となって極道の道を極める決意をする。ところが、篠田組のシマを狙う鬼壺組の策略に、金に目のくらんだ篠田組組長が引っかかり、事態を収めようとした白岩も鬼壺組によって瀕死の重傷を負わされてしまう。白岩の仇をとるべく、いつしか惹かれ合うようになっていた典子に別れを告げて鉄夫や白岩を慕う重松、富岡らと共に、藤壺組に勝ち込みをかけた竜二は、壮絶な闘いの末、鬼壺組を壊滅に追い込むことに成功する。

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