独身者の機械

劇場公開日:

解説

人形と機械が織りなす不思議な人形アニメーション。岩井天志と小濱真司が一年をかけて完成させた。1997年イメージ・フォーラム・フェスティバル審査員特別賞受賞。16ミリ。

1998年製作/34分/日本
配給:アップリンク・ファクトリー
劇場公開日:1998年12月9日

ストーリー

双子の少女、ソワナとハダリー。しかしハダリーは発明家エディソンがソワナに似せて造ったアンドロイドだった。ハダリーは未だ人間としての精神、生理を完全に持っていない。それには、人間の精神を養うある儀式が必要だった。その儀式とはエディソンが製造した「独身者の機械」という巨大な実験装置によって行われる。死日愚に、儀式の時間を告げる時計が動き出した。思春期の少女の、壁に閉じこめられた内部の世界。定められた時間になると、彼女たちの部屋の扉が開く。少女から「女」へ、通過する「独身者の機械」の儀式が始まる…。

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