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解説

売春、覚醒剤が介在する大都市を舞台に、麻薬Gメンの活躍を描いたアクション映画。脚本は「女必殺拳」の掛札昌裕と「暴力街(1974)」の中島信昭、監督は「番格ロック」の内藤誠、撮影は「聖獣学園」の清水政郎がそれぞれ担当。

ストーリー

関東屈指の歓楽街・横川市。売春・覚醒剤組織が暗躍し、街には麻薬中毒患者や、梅毒に犯された者が激増していた。この街を牛耳る暴力団組織・東洋企画の柴田は、愚連隊のリーダー格の山本譲治を使い、売春組織の拡大を計っていた。譲治はかつて友人の村木史郎を助けるために傷害事件を起こし、服役した事がある。そして出所後、この街に住み着き、今では譲治を知らぬ者は一人も居ない程の“顔”となっていた。関東甲信越地区の麻薬取締本部は、横川市の実態を重視し、厚生省から派遣された麻薬Gメンの村木史郎を送り込んだ。数日後、調査にかけ廻る村木は、何年かぶりで譲治と再会した。村木は譲治がこの街の悪の根源だと知ったが、彼を更生させるべく努力した。だが譲治は相変らず、家出娘や地方の女工員を誘拐してはソープランド、バーなどに売り飛ばしていた。そんなある日柴田は社長堂島が目に付けた女を口説くように譲治に命じた。だがその女というのは、譲治の昔の恋人・島田冴子だった。久々に出逢ったその夜、二人は激しく燃えあがった。譲治は冴子をアパートに隠すが、堂島は冴子の居所を発見し、無理矢理強姦した。冴子の体にはすでに譲治の子が宿されていた。その頃村木は、組織解体への大きな手掛りを掴み、この情報を本部に送り込んでから、譲治を逃がすために捜し廻った。一方、冴子が堂島に犯されたことを知った譲治は、堂島たちの麻薬取引の現場を襲い激しい銃撃戦を展開、村木の連絡で駈けつけた警察当局との三つ巴で火花を散らした。麻薬横取りに成功した譲治は、すぐに冴子の入院する病院にかけつけるが、追手に見つかり射ち殺されてしまった。また、冴子が産んだ子供には、堂島に犯された時に梅毒が感染していた。激怒した村木は、堂島を逮捕、その任務を成功させるのだった……。...

スタッフ

監督
脚本
掛札昌裕
中島信昭
原案
岡本明久
企画
安斉昭夫
撮影
清水政郎
美術
北川弘
音楽
津島利章
録音
広上益弘
照明
梅谷茂
編集
西東清明
助監督
岡本明久
スチール
遠藤努

キャスト

作品データ

製作年 1974年
製作国 日本
配給 東映
上映時間 86分

提供:株式会社キネマ旬報社

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