牝(1964)
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牝(1964)

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解説

「帰郷(1964)」の馬場当がシナリオを執筆「悪女」の渡辺祐介が監督した風俗もの。撮影は「狼と豚と人間」の星島一郎。

ストーリー

学友の設楽次郎やボクシング選手吉田に身をまかせながら、首藤つや子はその満たされない気持を、父栄太郎に似た抱擁力のある半沢との逢いびきで、満していた。半沢は、首藤栄太郎の法律事務所で働いていた頃、妻絹と結婚し、独立してからは、つや子と絹の二人に性交渉がもてることに、異常な喜びを持っていた。やがて、二人の関係に気づいた絹は、虚しい結婚生活を清算するため、栄太郎に相談した。絹の心には栄太郎に近づくことが、つや子への復讐になることを願っていた。相談を受けた栄太郎は、抵抗を感じながらも絹のためにアパートを借りると、絹の白い肌におぼれた。つや子が半沢と交際していると知らされた栄太郎の驚きは大きかった。かつて半沢に妻を奪われた栄太郎は、半沢を罵倒したが半沢もまた「あなたも私の妻を奪った」とののしつた。一方つや子は、絹と父との関係を聞かされたうえ、半沢から「ママとの犯ちで生まれたのが君だ」と聞かされ強いショックを受けた。次郎の下宿に走ったつや子は、居合わせた吉田の前に、肌をさらした。オートバイで走った次郎とつや子は、事故のため、次郎は即死、つや子は重傷を負った。急を聞いて駈けつけた父の顔を見たつや子は、安堵感に父の胸にすがって泣き崩れた。「私は妻の面影を深く刻んだつや子を誰よりも愛している」と言いきる栄太郎には、絹と別れてきたことに後悔はなかった。つや子と一緒なら苦しくはない。栄太郎はつや子がさし出す、毒入りのグラスをかたむけた。すでに毒がまわったつや子の身体を抱いて栄太郎は崩おれた。首藤親娘の葬儀の帰途、半沢夫妻の車はダンプカーに激突して大破した。...

スタッフ

監督
脚本
馬場当
企画
吉野誠一
片桐譲
撮影
星島一郎
美術
中村修一郎
音楽
木下忠司
録音
岩田広一
照明
森沢淑明
編集
田中修
スチル
田中真紀夫

キャスト

作品データ

製作年 1964年
製作国 日本
配給 東映
上映時間 88分

提供:株式会社キネマ旬報社

DVD・ブルーレイ

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