罠にはまった男

劇場公開日:

1972年製作/90分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1972年7月1日

ストーリー

石坂睦則、三十歳。ある有名会社の真面目なサラリーマンである。彼はふと知り合った、かつて見たこともない美人青子の紹介で、月三十万円で高級スナックのママ富野優子の男メカケとなることになった。こうして石坂の新しい“陰の生活”がはじまった。彼には生来そんな素質があったのだろうか、その眠りからさまされたのだろうか、優子に鍛えられ次第に精力バツグンの男へと変身していった。すっかり自信がついた石坂はかねてより目をつけていた部下の井口マキを誘うと彼女はあっけなく誘惑にのってきて、処女を石坂にささげる。一方、石坂は依然愛妻家でもあった。最近妻の態度がどうもおかしく、身体の構造も変化したようである。石坂は秘密探偵社に妻の素行調査を依頼した。ところが調査の担当の戸田という男は、妻の初恋の相手で、妻はすでに石坂の情事や、夜の生活を調査済だと逆に問いつめる。やがて石坂は離婚を余儀なくされ手切れ金として建設中の家も取られてしまった。しかも井口マキとのことを会社に知れてしまい即刻クビ。しかし不運つづきの石坂にも光明がさしかかって来た。青子の夫である大会社の社長が事故死で突然亡くなったのである。ふたたび青子を抱けると石坂は喜び勇んで約束の場所に出かけた。ところが電車の中でいつもの痴漢のクセが思わず出てしまい御用となってしまった。一方待ちくたびれた青子は居合せた別の男と出来あがって石坂のことは忘れたかのようにその男と腕を組んでどこかと立去っていってしまった。

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