美姉妹・喘ぐ

劇場公開日:

解説

貸しビル業社長の財産をめぐって女たちの戦いを描く。脚本は「犬死にせしもの」の西岡琢也、監督は「部長の愛人 ピンクのストッキング」の上垣保朗、撮影は「芦屋令嬢 いけにえ」の杉本一海がそれぞれ担当。

1987年製作/70分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1987年1月24日

ストーリー

山崎千津子は貸ビル業の大会社社長、山崎正一郎の次男、幸男と結婚した。二人がハネムーンに旅立つ日、正一郎と、彼の財産をねらう若い後妻の秀子、そして顧問弁護士の田辺が見送りに来ていた。田辺は密かに千津子に思いを寄せていた。ハネムーンから二人が帰って来ると、マイ・ホームのベッドには、千津子の妹の百子と幸男の兄の利一郎がいた。百子は山崎ビルの財産をねらっていると姉に告白した。利一郎も幸男も山崎ビルに勤めているが、数日後、幸男は閑職に左遷された。意外な人事に千津子が不信を抱いていると、田辺から電話が入り、ラブホテルに連れていかれる。マジック・ミラーの向うでは、百子と利一郎が秀子の性器や乳首を奴隷のように愛撫して奉仕していた。幸男の左遷の背後にはこんな裏工作があったのだ。逆襲に出た千津子は、正一郎の昔の女のコスチュームで彼に接近した。千津子は老齢の正一郎はとっくに不能と思っていたが大絶倫だった。しかし、彼女はなんとか利一郎と幸男の立場を逆転させることに成功する。悔しがる百子は、千津子に扮して正一郎に抱かれ、再逆転を約束させるのだった。正一郎は体の違う百子を怪しんだが、その時、胸をかきむしり息絶えてしまった。秀子は自ら社長となって兄弟を蹴落としてしまう。しかし、秀子は正一郎に毒を盛っていたことがバレて御用となってしまい、また、全資産を福祉団体に寄付するという正一郎の遺言も出て来た。その後、秀子は山崎ビルの掃除のおばさんに、利一郎は露出狂の浮気男に、幸男はモーレツ社長に、田辺は悪徳弁護士に、百子はアラブの石油王夫人に、そして千津子はポルノ女優になったという。

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