おしん(1984)
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おしん(1984)

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解説

年期奉公に行かされ、苦労しながらも明るく、たくましく成長するおしんの少女時代を描く。橋田寿賀子原作の同名小説のアニメ化で、脚本も橋田、監督は山本暎一がそれぞれ担当。

ストーリー

おしんは教えで七歳になった時、口べらしのため中川材木店に年期奉公に出た。彼女はそこで、女中頭のつねに奉公の厳しさを教えられる。ある日、つねの財布から50銭が紛失した。奉公に出る時、祖母・なかからもらった50銭をお守り袋に入れていたおしんは、犯人にされ銀貨を取り上げられてしまう。奉公はつらかったが、くじけなかったおしんにとって、なかが血のにじむようにして働いた銀貨を、取り上げられては我慢がならず飛び出した。山で雪に埋もれたおしんを助けたのは猟師の俊作である。炭焼きの松造と一緒に山に住んでいる俊作は、脱走兵だった。おしんは、彼に平がなや九九を習い、何よりも人間の美しい心を教えてもらった。春が来、山をおりることになったおしんに、俊作は大切にしていたハーモニカを与えた。身の危険を感じながらもおしんを背おって山を下りた俊作は、山狩り中の憲兵に出会い銃弾に倒れる。帰って来たおしんを、母・ふじは驚きと喜びで迎えた。明治41年も不作だった。父・作造はブラジル移民を考えたが、なかを置いていく訳にもいかず、ふじが銀山温泉の住み込み女中になった。おりきの紹介でおしんは酒田の米間屋“加賀屋”に奉公に出ることになった。この前の奉公でつねに仕込まれていたおしんは、加賀屋の人たちが目を見張るほど働いた。加賀屋の娘・かよはおしんのハーモニカが欲しくなり、喧嘩になったおしんは加代をつきとばしてしまう。立場の悪くなったおしんをかばってくれたのは加代の祖母・くにだった。おしんと加代は仲よしになり、ふたりはやがて、くにの部屋で机を並べて手習いをはじめた。酒田の街に電燈がやってきた日、倒れてくる工事中の電柱から、おしんは身をもって加代を助けた。これをきっかけに加賀屋の人たちと打ちとけたおしんは、加代と姉妹のように育てられるようになる。年が明け、おしんはなかが重病だと知り、暇をもらって家に駆けつけた。なかは嬉しそうに息を引きとった。そんななかを見て、おしんは「ばっちゃんのようにはなりたくない。一生懸命働いて皆に楽させたい」とこの家に戻らない決心をする。...

スタッフ

監督
脚本
橋田寿賀子
原作
橋田寿賀子
製作
辻信太郎
プロデューサー
富岡厚司
波多野恒正
撮影
熊谷幌史
美術
阿部行夫
音楽
坂田晃一
録音
林昌平
編集
小川信夫
助監督
棚橋一徳
作画
赤堀幹治
湯浅伸子
松山まや
ナレーション
奈良岡朋子

キャスト(出演(声))

作品データ

製作年 1984年
製作国 日本
配給 その他
上映時間 123分

提供:株式会社キネマ旬報社

DVD・ブルーレイ

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