欲情まんかい 若妻同窓会

劇場公開日:

解説

同窓会と偽り見知らぬ男たちと浮気ツアーに出かける結婚して数年たった若妻たちの姿を描く。脚本は「愛の白昼夢」の中野顕彰、監督は「クライマックス 犯される花嫁」の白鳥信一、撮影はの矢野悌男がそれぞれ担当。

1981年製作/61分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1981年2月20日

ストーリー

作家の友田の妻、朝子は、結婚して数年たつが、そろそろ浮気の虫が騒ぎ始めている。永井荷風を尊敬する友田は、女を抱く間に仕事をする生活に憧がれていたが、女がいないので、女房の朝子でがまんしている。そんな生活にアキアキしていた朝子のところへ、ホモのゴロちゃんが、暇な若妻を集めて浮気ツアーを組むと言う。金持ちの男たちを集めて、某温泉ホテルでセックスプレイを楽しませるというのだ。朝子はさっそくこの話に乗り、同窓生の久美子、カオルに連絡した。目的の駅に着いた三人は、あまり早くホテルに行くと、ガツガツ飢えているみたいだからと、駅前のパチンコ屋に入った。そこではツアーの相手の男たちも、同じことを考え、パチンコ屋で時間をつぶしていた。その男たちに話しかけられた朝子は、「女学校の同窓会ですの、ホホホ」と何も知らず、気取って微笑する。ホテルで顔を合せた三人は唖然とする。男三人は、通称花屋の葬儀屋、先生と呼ばれる歯医者、不動産屋の社長でそれぞれ好色な中年だった。間に入ったゴロちゃんが抽選で今夜の相手を決めていく。先生と朝子、花屋とカオル、社長と久美子という即席カップルが出来あがり、それぞれの想いを秘めて部屋に入って行く。三人はこの夜ばかりは家庭のことも忘れ、メチャクチャに官能の世界に突入。オカマのゴロちやんも参加して、ノーマル、アブノーマルの乱れに乱れたセックスの一夜。そこへ、同窓会に不審を抱いていた友田がやって来て、朝子とカオルの部屋を間違えて踏み込んで行った。気づいたカオルと久美子にのしかかられ、友田も肉欲におぼれていく。こうして、男女入り混ったツアーは、波乱をおこしながらもなんとか終った。友田と朝子は、何事もなかったかのように日常生活に戻っていった。そして、友田は花風を思いだし、朝子に急にのしかかると、激しいピストン運動を続けるのだった。

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