劇場公開日 1989年7月1日

「ストーリーは少々荒いがこれが香港ノワールです」男たちの挽歌 II ソニー・クロケットさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ストーリーは少々荒いがこれが香港ノワールです

2022年5月29日
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前作の男たちの挽歌がヒットした事により続編が製作されたが設定やストーリーは前作よりも少々粗めであるがその分アクションと火薬の量は多め(笑)
マークの弟のケンを前作で死んだはずのユンファが演じており二挺拳銃のアクションの他に階段を後ろ向きに滑り落ちながら撃ちまくり手榴弾の爆破にマジにビックリしておりそのガチなシーンがそのまま本編やポスターDVDジャケット等にも使用されたりしている。
前作よりも製作予算が増えアメリカのニューヨークにてロケーションも行っておりユンファのたどたどしい英会話もみられる。
この頃から監督のジョン・ウーはハリウッド映画進出を考えていたそうだ。
近年男たちの挽歌が韓国や中国でリメイクされてはいるがやはりもう一度ジョン・ウー自身がセルフリメイクをして欲しいと考えるのは私だけではないはずだ。

ソニー・クロケット