砂漠の冒険
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解説

砂漠にひとり残された少年と愛犬の、想像をこえた冒険旅行。製作総指揮はアンドレ・ピーターセ、製作・監督・脚本はジャミー・ヘイズ、撮影はハーマン・エスターホイゼン、ヨハン・シュッテ、音楽は、ビル・ルーズ、サム・スクレアー、ギルバート・ギブソン、アート・ヒートリーがそれぞれ担当。出演は実の親子でもあるジャミー・ヘイズとダーキー・ヘイズ。テクニカラー、テクニスコープ。

ストーリー

八歳になったばかりのダーキー(D・ヘイズ)は、気管支炎の治療で、おじのピートの農場へ向うため、ピアニストである父のアントン(J・ヘイズ)と別れ、愛犬のローリーを連れ、飛行機に乗り込んだ。軽飛行機は広大なカラハリ砂漠の上を飛んでいたが、突然、操縦していたピートが胸の痛みを訴え出し、操縦が困難になった。飛行機はついに墜落し、ピートは死亡してしまった。ダーキーとローリーは奇蹟的に助かったが無人の砂漠に取り残されてしまった。急をきいて飛行場にかけつけたアントンから、無電をうけたダーキーは、すぐに応答したが、位置をおしえることはできなかった。その日、三機の捜索機が出たが、発見することはできなかった。その夜、ダーキーは無線でおしえられたようにガソリンでたき火をしたが、それが飛行機にもえうつり、スーツケース一つを残し、すべてを燃やしてしまった。翌日、ヘリコプターが頭上までやってきたが、気づかずに通り過ぎていった。ダーキーは仕方なしに、スーツケースをさげて、歩き始めた。その後を、最初の日に見たハイエナが、追っていった。そして、ある時、突然襲ってきた。その為、ローリーとはぐれ、ダーキーはひとりぼっちになってしまった。その後、彼はいろいろ知恵をしぼり出し、空腹と飢えをしのいだ。五日目、ダーキーは飛行機の残骸を見た。出発地点に戻ってしまったのだ。再び歩き出したダーキーは、ローリーと再会したが、ハイエナがしつこく襲ってきた。ダーキーは難をのがれたが、ローリーは傷を負ってしまった。ローリーを抱いて歩いていたダーキーは、父のまいた励ましのビラを見た。なかば意識がなくなり、サソリにくるぶしを刺されたダーキーは、ブッシュマン原住民に助けられた。ダーキーが行方不明になって二週間、アントンたちは飛行機の残骸を発見、付近を捜索していた。ダーキーは体力を回復していたが、ローリーが原住民に殺されたと感違いし原住民に殴りかかった。だがローリーは仔犬まで生み、生きていたのだった。ダーキーはあやまったが、原住民は去って行ってしまった。追って行ったダーキーは力つきて倒れ、そのそばでローリーが鳴いていた。しかし、すぐ近くまで来ていたアントンはその声に気づき、意識を失っているダーキーを救出した。...

作品データ

原題 Lost in the Desert
製作年 1970年
製作国 イギリス
配給 コロムビア

提供:株式会社キネマ旬報社

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