恋とペテンと青空と

解説

ガイ・オウェンのユーモア小説「いかさま男のバラード」を、「おかしな、おかしな、おかしな世界」のウィリアム・ローズが脚色、「素晴らしき男」のアーヴィン・カーシュナーが監督にあたった。撮影は「おれの女に手を出すな」のチャールズ・ラング、音楽は「砲艦サンパブロ」のジェリー・ゴールドスミスが担当した。出演は「天地創造」のジョージ・C・スコット、「トニー・ローム殺しの追跡」のスー・リオン、カナダ生まれの新人マイケル・サラザンほか。製作はローレンス・ターマン。

1967年製作/アメリカ
原題:The Flim-Flam Man

ストーリー

ノース・カロライナ州。モーデカイ(ジョージ・C・スコット)は“いかさま男”をもって知られる中年のお尋ね者である。ある日、彼は脱走兵カーリー(マイケル・サラザン)を助けたことから仲良くなり、2人で放浪と冒険の旅に出た。金のない2人は、いかさまカードで儲けたが、警察には追われる身となった。農場に寄った2人は、そこの娘ボニー(スー・リオン)と知り合い、カーリーは、たちまち彼女を好きになってしまった。だがモーデカイは彼女の車を失敬し、カーリーを乗せて出発した。けれど、このやり方は車から足がつく。2人は車をメチャメチャに壊して、あげくの果てに焼いてしまった。2人組は行く先々にペテンを働き、警官に追われながらも、ゆかいな旅を続けていった。しかし、カーリーはボニーのことが忘れられず、こっそりと彼女に会いに行った。彼女は自首を勧めるが、カーリーにはその勇気がない。数日後、2人は、ちょっと大きなペテンをしたために保安官に寝こみを襲われて、逮捕されてしまい、クレイトン裁判所の留置所に入れられた。しかし、カーリーは脱走し、ボニーの所へ。そしてモーデカイを助け出すというのだった。その夜町に戻ったカーリーは、ダイナマイトの空箱と、フェーブスの点火記に手を入れて、裁判所の前に運んだ。保安官を呼び出したカーリーは、ダイナマイトを爆破させると脅かしてモーデカイを助け出し、町から逃がしてやったのである。

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