モダーン・ラブ

解説

新人アーチ・ヒース氏の監督作品で原作及び脚色はビートリス・バン女史が筆をとったものである。主演者はチャーリー・チェース氏とキャスリン・クロフォード嬢で、「思い出」「人生交響楽」のジーン・ハーショルト氏、エドワード・マーティンデル氏等が助演している。

1929年製作/アメリカ
原題:Modern Love

ストーリー

仕事着製造会社に勤めているジョンと衣装屋の図案家パトリシアとは相愛の仲であったが、お互いに薄給で結婚することが出来なかった。しかし2人はひそかに結婚して別々の名前で同じアパートへ住むことになる。ジョンはパトリシアが店へ出て働くことに不賛成であった。パトリシアの勤め先の姉妹店にあたるパリの衣装屋から来た図案家ルナウルはパトリシアに思いをよせて彼女をパリに連れ帰ろうとした。パトリシアは店の支配人ウェストンやルナウルを彼女のアパートに招待する。ジョンはそこで給仕として紹介される。ルナウルがパトリシアにしつこく言寄るのでジョンは堪らず会社へ行って社長に昇給を願うが断られた上に会社の事業不振のため解雇される。一たん店を辞めたパトリシアは再びウエストンの店に勤めルナウルと一緒にパリへ行くことになる。ジョンはふと、婦人用仕事着の製造を思いついて社長に提案すると認められて又会社に採用されることになる。ジョンはパトリシアを追って波止場に駆けつけるが一方出帆間際にルナウルから逃れて来たパトリシアの自動車と衝突して2人は抱擁する。

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