ビリー・ザ・キッド
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ビリー・ザ・キッド

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解説

「ハレルヤ」「活動役者」と同じくキング・ヴィダー監督作品で、ウォルター・ノーブル・バーンズ作の「ビリー・ザ・キッドの伝説」に基づいて、前記2映画のワンダ・タショックが脚色し、ローレンス・ストーリングスが台詞を書いた。主役は「妻呼ぶ怒涛」「恋多き女」のジョン・マック・ブラウンが勤め、「ビッグ・ハウス」「ロマンスの河」のウォーレス・ビアリー、「略奪者」「マダム・サタン」のケイ・ジョンソンをはじめ、カール・デーン、ウィンダム・スタンディング、ラッセル・シンプソン、ジェームズ・マーカス等が助演している。カメラは「ハレルヤ」のゴードン・エイヴィルが担任した。

ストーリー

1880年の頃ニュー・メキシコ州のリンカーン軍の役人ドノヴァンは権力を悪用してぜひの論なく私腹を肥やすことに努めていた。英国生まれのジャック・タンストンは西部の事情に通じているマクスィーンとともにこの地に土着して牧場経営をしようとした。それを好まないドノヴァンはタンストン等を恐喝して追い払おうとしたが成功しなかった。この界隈に小僧のビリーと呼ばれる人殺しを何とも思わぬ侠気の悪漢がいてドノヴァンの暴政を憎んでいた。シェリフのパット・ギャレットは正義の血に富む快男児で、ビリーの罪を憎みながらもその侠勇を敬愛していた。タンストンのもとへ英国から許嫁のクレアがやって来た時、悪漢の1人がタンストンを殺そうと試みたのをしってビリーは事前にその悪漢を射殺した。タンストンは結婚するためにマクスィーンの家へ赴く途中、ドノヴァンの配下に襲撃され、射殺された。ビリーはこの暴虐に憤慨し、その晩に下手人の2人を射殺した。ドノヴァンは怒ってマクスィーン1人に罪を負わせるに忍びず、ついにビリー等はマクスィーンの家に立てこもってドノヴァン一味と3日3晩に渡って銃火を交えた。マクスィーン夫人とクレアとは避難することを許されたが、飲料水の欠乏がビリー方を弱らせ、マクスィーンはついに十字火を浴びて命を落とした。3晩目に火を放たれたのでビリー方はほとんど全滅したがビリーはドノヴァンを倒し血路をひらいて逃亡した。その後パットはこの地方の駐屯軍の将軍に依頼してビリーに降参するよう説得してもらったがビリーは肯じなかった。その後パットは洞窟にビリーを追い込んで飢えさせた後、食べ物をもってビリーをつり出して捕らえた。ビリーは絞刑に処せられることとなったが、パットを誘ってポーカーを始め油断させて拳銃を取り上げ、かねて恨みに思うバリンジャーを射殺して逃亡した。クレアはその隠れ家にビリーと会ったが、パットが嗅ぎつけて迫ったのでビリーは闇に紛れて国境放免へ逃げた。クレアはパットの馬を借りてビリーの後を追った。...

作品データ

原題 Billy the Kid
製作年 1930年
製作国 アメリカ

提供:株式会社キネマ旬報社

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