人形の家(1918)

解説

北欧の近代劇大家ヘンリック・イプセン氏の原作なる本劇は甞てドロシー・フィリップス嬢がノラに扮したジウエル映画が紹介された事がある。これはモーリス・トゥールヌール氏が監督し、エルシー・ファーガスン嬢を主役として作られたもので、ユ社とラスキー社との代表的文芸映画として比較対照して見るのも面白かろう。

1918年製作/アメリカ
原題:A Doll's House

ストーリー

ソルヴァルド・ヘルマーの妻ノラは夫の地位が進めばそれに伴って世間の信用も加わる事故月給の前借りをしても良いくらいの考えを持った女であった。それがため家計を取ることは巧みでなく、夫の病気を治すための転地費用を夫に秘密で借り受けたことが後日発覚した。その上ならずノラの友人を奉職させようとて諸悪のある男をヘルマーが支配人を勤めている銀行から首にしたため一波瀾起こし、夫は妻を信用せず、妻はこれを自覚しなかった今日までの生活状態に心づき、子供を夫の家に残したまま己も一個の人間となろうとて夫の家を去った。

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