ドーベルマンギャング2

劇場公開日:

解説

ドーベルマンをギャングに仕立てるという奇抜なアイディアをもとに製作されたシリーズ第2作。製作はデイヴィッド・チャドナウ、監督はバイロン・ロス・チャドナウ、脚本はアラン・アレックとジャック・カプラン、音楽はロバート・O・ラグランドが各々担当。出演はチャールズ・ノックス・ロビンソン、ティム・コンシデン、デイヴィッド・モーゼ、クラウディオ・マルティネズ、ジョアン・コールフィールドなど。

1974年製作/アメリカ
原題:The Darring Dobermans
配給:東映洋画
劇場公開日:1974年11月9日

ストーリー

5匹のドーベルマンが銀行を襲撃、35万ドルの大金を奪って逃走、行方が知れないというニュースをキャッチした3人の遊び人グループ、スティーヴ(ティム・コンシデン)、クレッグ(チャールズ・ノックス・ロビンソン)、ウォーレン(デイヴィッド・モーゼ)はキャンピングカーをしつらえ、ドーベルマンが逃げ込んだとおぼしき山野を探索、高周波音波の発振器で首尾よく犬のギャング5匹を呼びよせることに成功した。だが、犬にくくりつけられてある筈の現金は何と5万8千ドルしかなかった。そこで3人は考えた。このドーベルマンを使ってもう一度銀行を襲わせたら、と。だが銀行ではまずい。そこで首領格のスティーヴがあるパーティで中年女クローディア(ジョアン・コールフィールド)に接近した。彼女はある政党の資金本部長の秘書をしており、本部に眠っているおよそ200万ドルの金に眼をつけたのである。一味は人里離れた山地にキャンプを張り、資金本部を寸分たがわぬ事務局のセットを組み立ててドーベルマンに厳しい訓練をほどこした。ちょうどその頃から近くの山地に住むインディアンの混血少年ビリー(クラウディア・マーティン)が、大の犬好きということから自然と仲間に加わった。遂に最後の仕上げとばかり、政党資金本部襲撃の強盗リハーサルを行い、100パーセントの成功を納めた。だがこのとき、彼らの悪事に気づいたのか犬への献身的な愛情のみで働くビリーの心は不安でいっぱいになり、一方、その変化をキャッチしたスティーヴはビリーをお払い箱にした。決行の日がきた。3人は、ドーベルマン5匹を乗せたクリーニング会社のワゴンで街へ出た。彼らは資金本部のビルに入ると、ドーベルマン5匹だけをエレベーターに乗せて自分たちは近くのクリーニング会社の汚れものを集収室へ。計画は見事に成功、200万ドルの札束をバッグにつめたドーベルマンたちはすばやく逃走。あらかじめ訓練された通り、汚れものを投げ入れる投入口に飛び込んで3人が待ち受ける集収室へすべり落ちる。ここまでは計画通りだが、ビリー少年の活躍によって警官が駆けつけた。

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