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解説

「われら自身のもの」のサミュエル・ゴールドウィンに脚本家ロバート・リスキンが協力制作し、「マルクス捕物帳 カサブランカの一夜」のアーチー・L・メイヨが監督した1939年作品の音楽映画。イルムガード・フォン・クーベ「ジョニー・ベリンダ」の原作を「サハラ戦車隊」のジョン・ハワード・ロウソンが脚色し、撮影は「気まぐれ天使」のグレッグ・トーランド、音楽監督はアルフレッド・ニューマン(映画中の指揮者の役も)が担当。主演は名ヴァイオリニスト、ヤッシャ・ハイフェツ、「西部の王者」のジョエル・マクリー、アンドリア・リーズ、子役ジーン・レイノルズで、ウォルター・ブレナン「姫君と海賊」、マージョリー・メイン、ポーター・ホールらが助演。

ストーリー

冷酷な養父に育てられた不良少年フランキー(ジーン・レイノルズ)は、ある日拾った切符でハイフェツの独奏会を聞いて深い感銘を受け、亡き実父のヴァイオリンを弾いて楽しんでいたところ、養父の怒りを買い家を追い出された。フランキーの住むブルックリンに老音楽家のロッスン教授が子供の為の音楽学校を開いていたが、彼はフランキーの音楽の才能を認め入学させた。学校は経営難で教授の娘アン(アンドリア・リーズ)は常に金策に奔走するが、彼女の愛人ピーター(ジョエル・マクリー)の働くフラワー氏の楽器店にも多額の負債があった。フランキーは子供達の先頭に立って街頭演奏で募金しちょうどそこを通ったハイフェツに学校での演奏を懇願した。彼は同情しながら多忙の為、代りに彼の演奏映画を貸してくれた。その映画会の最中負債の催促にフラワーが現れ、その頃クビになって学校の経営を手伝っていたピーターは、ハイフェツが学校で演奏会を開くと偽ってその場を逃れた。一方子供達は何とかハイフェツに来て貰おうと交渉したが、彼の支配人に冷く扱われて怒り彼の名器を盗んだ。名器と知ってフランキーは警察に届け、受け取りに来たハイフェツに泣いて事情を訴え出演の承諾を得た。...

作品データ

原題 They Shall Have Music
製作年 1939年
製作国 アメリカ
配給 大映

提供:株式会社キネマ旬報社

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