2ちゃんねるの呪い　新劇場版・本危のレビュー・感想・評価

　2ちぇんねる掲示板とリンクして、元オカルト研究部が廃墟を探索する。その生き残った雛乃と同僚である結香が不動産屋の仕事で色んな曰く付き物件を体験する。が、あるとき、結香が山本さんに呼び出され、マンションの202号室に足を踏み入れたときに恐怖体験！しかも自分の母親(?)が絡んでいて、忘れてしまった幼少期の記憶を取り戻す。

　左胸の上の方にタバコによる火傷痕が痛々しい結香（鈴木まりや）。怖い体験をしてるのに、表情はさほど恐怖を感じないのが痛いところか。それに登場人物全員の演技がダメ出しレベルなのもちょっと・・・意外な自分の過去に向き合うことになっても、それほど感慨がないところが最も痛い。致命的。4人が殺されたシーンももっとグロく映してほしい・・・暗いよ。

　プロットがちょっと面白いだけに残念な作品でした。