劇場公開日 2012年12月15日

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「ストーリィ展開は後半!」マリー・アントワネットに別れをつげて おっぱまさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5ストーリィ展開は後半!

2013年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

フランスでベストセラーの「王妃に別れを告げて」が原作

マリー・アントワネットの朗読係を務めた少女・シドニーが
フランス革命の勃発で、

心酔する美しい王妃マリー・アントワネットから、突きつけられたのは、

王妃が恋して止まないポリニャック夫人を無事に逃すために、

彼女の身代わりになるということだった・・・

その時の少女の深い悲しみと絶望を

主演の仏若手女優のレア・セドゥーが熱演していました

前半では革命時のベルサイユ宮殿内の人々の思惑と混乱を描き

後半からは、身代わりになったシドニーが

召使いに扮したポリニャック夫人と追われていく

道すがらの様子をサスペンスタッチで描いています

彼女のそれから先はどうなったのか・・・

エンドレスのない絶望の逃亡の先は・・・

いろいろな思いを巡らして映画が終わります・・・

一途な想いで王妃を見つめるシドニーの深い悲しみと

裏切られた思いを断ち切る気高い姿に心を奪われました

ただ革命時の切迫した当時の様子が、この映像を見ている限り
あまり伝わってこないことや貴族達の様子も人ごとのようで
悲しみや絶望感などもあまり感じませんでした

全体的に淡々と描かれた映画だったかなぁ

高評価だったので、期待が大きかった分
少し消化不良で物足りなさを感じました・・

ただ映像は素晴らしかったです

実際に撮影したベルサイユ宮殿内や

貴族達の美しく豪華な衣装は観る価値があります

おっぱま