劇場公開日 2013年8月9日

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「イェーガーとKAIJUが格好良い、それだけで他は何も要らない!!」パシフィック・リム Opportunity Costさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0イェーガーとKAIJUが格好良い、それだけで他は何も要らない!!

2014年4月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

非常に良かった。

字幕版と吹替版共に良い所があったため、13年8月に「IMAX 3D 字幕版」「IMAX 3D 吹替版」「2D 字幕版」「2D 吹替版」を鑑賞。
そして今回14年3月に「ドルビーアトモス3D 字幕版」を鑑賞。
久々に大画面と良い音響施設で観たので非常に昂りました。

本作の魅力は何といってもイェーガーとKAIJU。

人型巨大兵器「イェーガー」。
主人公機である『ジプシー・デンジャー』に始まり、『ストライカー・エウレカ』『クリムゾン・タイフーン』『チェルノ・アルファ』『コヨーテ・タンゴ』。
全機体、フォルムが格好良い。
また各機体に特性がありバラエティ豊か。
『第×世代』といった時代の変遷と共に動力源や武器が変わっている点等の細かい設定もアガります。

個人的には第1世代『チェルノ・アルファ』が最高でした。
あの無骨なフォルム、肉弾戦のみの格闘スタイル。
脱出機構が無いという潔さも最高。
ウラジオストクを6年死守した『チェルノ・アルファ』の戦闘シーンも是非観てみたくなりました。

対する巨大怪獣「KAIJYU」。
これまたバラエティ豊か。
肉弾戦だけと思わせておいての特殊攻撃にはシビれました。
この世界では怪獣は「KAIJYU」なので字幕版でも「KAIJYU」。
微妙なアクセントの「KAIJYU」が聞ける点も本作の小さな魅力。

この両者の戦闘。
イェーガーとKAIJUが格好良い上に動きも見せ方も非常に良い。
特に香港での決戦、非常に良かったです。
『ジプシー・デンジャー』が或るものをもってカチコミにいく場面。
何度見てもアガるシーンです。
また忘れがちですがビル内の衝突球バランスボールの馬鹿馬鹿しさも好きでした。

話の展開にやや節足感がある、終盤の戦闘が(中盤に比べると)やや盛り上がりに欠ける等の難癖を付けようと思えば付けられなくはないですが。。
…イェーガーとKAIJUの格好良さの前では微々たる問題だと思います。

兎にも角にも大画面と良い音響施設を備えた劇場で観るべき本作。
家のショッッッボい画面と音響で観て、感想を語って欲しくない作品です。
今後もドリパス等で復活上映する可能性が高いため、復活したら是非劇場に足を運んでいただければと。

オススメです。

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Opportunity Cost