劇場公開日 2013年8月9日

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「工作機械みたいな巨大ロボット。」パシフィック・リム みつまる。さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5工作機械みたいな巨大ロボット。

2018年1月17日
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鑑賞方法:映画館

興奮

本作は怪獣映画の名を借りた「スポ根ドラマ」だと思う。
主人公の挫折とライバルの出現、新しいパートナーの誕生、そして、過酷な特訓の果てに栄光のビクトリー❗
2人1組のペアーで行う人型巨大兵器イェーガーの操縦方法なんて、かなり手が込んでいてユニークだ。
でもなぜかイェーガーのパイロットの選考方法は、中国の棒術なんだよね。
怪獣とのバトルも基本、プロレス技の応酬でした。
宇宙人に操られる怪獣って、まんま特撮テレビ番組「ウルトラセブン」の世界じゃね?
それを巨額の製作費をかけて映画化してしまうのだから、ハリウッドの懐の深さには恐れ入ってしまう。
ギレルモ・デル・トロ監督は、日本のロボットアニメや、円谷プロのウルトラシリーズをよく研究しているように見えるし、イェーガーや怪獣の巨大さや重量感もよく画面に表れているが、大団円までの一連の流れに、何かしら目新しい趣向を凝らしていないため、類似品の域を出ていなかった。
でも続編には期待してまっせ。😄

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みつまる。