劇場公開日 2012年8月4日

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「荒井晴彦が映画秘宝で褒めていた作品」かぞくのくに rupan3さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0荒井晴彦が映画秘宝で褒めていた作品

2020年5月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

井浦新も、安藤サクラも、ヤクイクチェンも、宮崎美子もとても良かった。真摯でよかった。スーツケースは自由の象徴で、お土産持参で北朝鮮へ帰国する二人はスーツケースを持たない。考える自由があると言うこと。考えられると言う事だけで自由。、
北朝鮮への帰国運動につは本当に不思議、血と骨に出てきた帰国運動は、この時代よりもっと前で初期の事だったとおもうが、このくらいの年代でのこの物語は本当にありえな話としかおもえないが、めちゃくちゃリアリティがあった。
テーマを広げず焦点を絞った展開がよかったと思う。一個人それぞれの思いはあり、強くあり、泣いたり、叫んだり、抗議したり、話し合ったり、しても、どうにもできないことがあると思い知らされる。そしてそれは、北朝鮮だから、だけの話ではない、と、思えてならない。

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