ソウル・サーファーのレビュー・感想・評価
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何故Rotten Tomatoesの支持率が49%なのか?
映画サイトのレビューは軒並み4点台なのにトマトの評価が低すぎます。
案外あてにならないこともありますね。
あまりにもベタな話でも実話なので説得力あり。
片腕のサーファーが頑張って大会で好成績を納めるっていうだけの話が、ここまで快調に感動的なのは場面展開の妙でしょう。
途中何度も泣きそうになります。
彼女のどこまでも真っ直ぐな眼差しが眩しい。前向きな気持ちになりたいときに、ぜひ!
映画の大半が海と波の画。ハワイの情景が本当に綺麗で、ハワイの人々の暮らしが垣間見れるのも素敵だった。あと出てくる女性たちも美しい人ばかりなので眼福だった!
主人公の、「サーフィンが好き」という気持ちがどこまでも真っ直ぐで、とても輝いていた。どこまでも諦めない彼女のスタンスが眩しかった!
親友やライバルとの関係や大会でのバトルも熱かった。親友とのキラキラした日々、優しさゆえにケンカしたこと、みずみずしく描かれてた。ライバルは、お互いに一目置いていてとてもいい関係。いつもフェアに向き合ってくれることに「ありがとう」と言ったのもとても素敵だった。
挫折を乗り越えたきっかけの一つになったのが、被災地のボランティアだったといいのも、納得のいく内容だった。「何もできなくなったと思っていた。けれど、自分だからこそ人々を元気づけられることに気づいた」と、その描写がほんとに素敵だった。
ラストの大会の展開も、大満足!!大事なのは結果だけではなくて、過程だよね。努力した日々が、諦めなかった日々があったから、彼女は悔いなく笑顔で大会を終えられたのだと思う。たくさん得たものがあったのだと思う。
って、これは実話を基にしたものだったから、展開うんぬんに賛否つけるようなもんじゃないか!笑
本当にこんな、映画みたいな人生があるものなのですね…。
彼女自身の人柄や努力があったからこそ、彼女の人生が映画になったのだなぁ。
エンドロールで流れる、本人のビデオにも驚いた!!映画そのまんまじゃないか!!まだまだ彼女はお若いのね!こんなに映像が残っているとは思わなかった!
何気ない日常までしっかりと映像に残っていて、彼女の両親や兄弟や友達から本当に愛されていたのだなぁと感じた。
内容はしっかりあるしなかなか重いシーンもあるけど、尺が短いので、疲れることなく観られる。
良く言えば、めっちゃテンポ感がいい。悪く言えば、挫折から立ち直りまでの過程が早過ぎて若干置いてけぼりにされる感じがある。
腕を一本失った喪失感や心のダメージは私たちには想像できないほどのものなはずなのに、復帰後大会での挫折くらいしか絶望感が大きく取り上げられてないことに少し違和感があった。
とちょっと難癖もつけましたが、全体的にとても素敵な作品でした!前向きな気持ちになりたいときに、勇気をもらいたいときに、ぜひ!
ハワイを愛した彼女はalohaの精神を体現しているのかもしれない
ハワイはalohaの精神を大事にしており、aloha法というものもあるとか。協調性や忍耐、謙虚や喜びなどの意味が込められたaloha。自分と相手を尊重して支え合う精神が込められている言葉。この映画の主人公、ベサニーはまさにalohaの精神の体現者かもしれません。
ハワイの海とサーフィンを愛する少女ベサニーはサーフィン中にサメに襲われて左腕を失ってしまう。大きな絶望の中にいた彼女は家族の支えもあり、再び波に乗るために厳しい練習を始めます。困難に立ち向かい、忍耐し続け、家族に励まされながらついにプロの舞台に立つベサニーを観ていると自然と勇気が湧いてきます。これが実話をもとにしているということが本当に驚きです。
大号泣しました!
逆境を乗り越えて、夢を叶えるストーリー。ハンデを背負いながら主人公が夢にむかってひたむきに努力する姿に感動しました!
これが実話だなんて、、。大号泣しながら観ました。スポーツ映画のなかで1番好きな作品です。
アメリカらしいカッコ良さと強さ
何度呑まれても立ち上がる姿に胸熱!
サメに襲われ片腕を失くしたサーファーの話。
サーフィンはやったことないけど、見るからにバランスを取るのは難しいし、そのためにも腕は必要不可欠。
そんな腕を失くして何度もボードからそして希望から落ちても、力強く何度でも立ち上がる姿には心に響くものがある。
作風はノリのいいBGMや切れ味のあるカットなどがジェームズ・ガンに似ていて熱き家族愛と主人公の姿はワイスピにも似ているような感じがした。
個人的にはサメに襲われるシーンがもっと恐ろしく、シリアスに描けていたら良かったな〜って印象。
これ観たらサーフィンがしたくなるな〜
音楽も映像もストーリーも大好きです♪
数年に1回は観たくなる映画です。
ノンフィクションで逆境をチャンスに変えていくストーリーです。
冒頭の部分から大好きです。
↓
私はハワイでサーファーの両親のもとに生まれた
だからカラダには海水が流れているはず
心の拠り所になる我が家といえば
普通は壁に囲まれた建物を指すんだろうけど
私にとってそれは海
肌に太陽のぬくもりを感じる場所だ
2人の兄さんがいたおかげで私はものすごく負けず嫌いになった
それに拍車をかけたのが親友のアラナ
海でばかり過ごしてるから、ママは私たちを人魚だっていう
初めて波にのった瞬間から
プロのサーファーになりたいって思ってた
一度も迷うことなく
サーフィンは私の天職で、人生そのもの
完璧な波にのることに生きる喜びを感じる
でもパパがいうように、人生は冒険
ボードから落ちて荒波でもがくこともある
障害を持ってしても復活凄い!
この話、実話ですか?
俺以上に過酷な環境に置かれて、まさかのプロサーファーになるという信念を持っていた主人公のような生き方を見せられて、俺も頑張らなきゃと思わされるよ。
左腕のない姿の映像技術凄いな。
サーフィンにかける情熱を熱く描き出す喪失から再生の物語。秀作。
この映画が実話をベースにしたものである事に驚く。(エンディングにご本人が登場する)サーフィンをこよなく愛する少女がある日、サメに襲われるという悲劇的なオープニング。しかしそこからの少女の再びサーフボードに乗るまでの決意と努力する姿に釘付けになる。
<この作品は数多おられると思われる、不意の事故で体に損傷を追いつつ、愛してやまないスポーツを続ける方々の崇高な姿を想起させる。過酷な環境の中、自らを奮い立たせチャレンジしていく人々にも響く感動作である>
<2012年6月30日 劇場にて鑑賞>
悪くない作品なのだが
高校で300人程に観賞させた際には、興味なくうろつく生徒が居て、作品自体の魅せる力がやや弱いと感じた。(配給元から有料で借りているのに勿体ない)
元々、観たくてその場に居るわけではない生徒もいるため、興味を持てなかったのかもしれない。
ドラマとしては、再生物語なので安定している。
しかし、サメに腕を喰われると言う部分があるため、観ている側が「いつ来るか?」とソワソワしてしまい、しかも演出としてそのシーンを引っ張っているように感じてあざといと思ってしまった。
努力の末、サーファーとして復活した部分はサーフィンを知らない人にも苦労や葛藤が伝わるので良かった。
「人生はサーフィンと似ている」
『人生はサーフィンと似ている。』
作品の中のセリフです。
『大きな波に飲み込まれてしまうこともある。しかしそこで沈まずにその波に乗り,それを楽しむこと。そして,次の新しい波がくるのをじっと待つのだ。』
この作品に込められたメッセージに深く共感しました。
そして,人生の中で打ち寄せる次の波を「楽しく」乗り越えていきたいなと思いました。心に残る,すばらしい作品でした。
事実から生まれたストーリーや,サーファー独特の空気感,家族愛,音楽,映像美など,すばらしいところばかりの作品です。是非一度ご覧下さい!!
共感できる。勇気をもらった!
劇場で観ればよかったと思えるくらいに良かった。
中でも、サーフィンと関係ないシーンで1箇所良いシーンがあった。
サーフィンに興味がない方でも感動できるストーリーだと思う。
特典映像をみてもわかるように、事実に忠実に作っている。
逆に言うと、映画オリジナルの演出に制限が出たのだろうが、この映画はそれでいいと感じた。
いろいろな種類の愛があふれる映画。
いい話でしたけど、ドラマが薄い。なんかダイジェストみたいにトントン...
いい話でしたけど、ドラマが薄い。なんかダイジェストみたいにトントンと描かれているように思えました。本人の話を聞いてみたいです。
追い求めるもの あればこそ
久しぶりに素直に感動した。
余韻も温かく力強いメッセージが残った。
片手を失った少女が早い時期から
「海に入りたい」と家族に訴えていたのには驚いた。鮫に襲われた恐怖心はトラウマになってもおかしくない。 彼女が一度は挫折しそうになりながらもサーフィンを、そう夢を諦めなかったのは寛容で信頼しあえる家族や友人の存在も大きかっただろうけど、一番はただ好きだからやる!その事に尽きたのではないかなと。。
ハワイ語の調べ♬が心地よい冒頭ー
「愛がある所が家、私にとっての家は海。血管には海水が流れ、肌に太陽の愛を感じる 」
他にも印象的なシーンに溢れている今作。
留めたくなったのは、
試練の渦中でのボランティア体験は彼女に壁を越える一歩となったのだが
「 近過ぎると見えなくなる、ならば視点を変えてみる」コーチの言葉の難しさを噛み締める場面。
終盤クライマックスは大きなスクリーンで見たかったな〜と。
サーフィンの大会での波(ウェーブ)の映像美はダイナミックなだけでない、色彩の拘りが感じられてストーリー展開も相俟って感涙してしまった。
そしてそして。終了後、リポーターの鮫に襲われてない頃に戻れるなら戻りたいか? の問いに
「過去は変えない。この貴重なチャンスを逃したくない。今は両腕で抱くより大勢の人を勇気づけられる」
そう正々堂々返した主人公の笑顔が素敵だった。
プロサーファーになる夢を実現したこのお話は実話だそうだ。
ひとつ失った。が、彼女は多くのものを得たのだろう。困難を友達にし、感謝と喜びにかえて。
誰にとってもかけがえのない人生を愛し、楽しむことをこの作品は証明してくれている。
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