秒速5センチメートルのレビュー・感想・評価
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好き嫌い分かれそうな作品
個人的には細部、伏線に拘りすぎて主体であるストーリーが視聴者を置いてけぼりにしてる感じが少しあった。
しかし、基本的には頭空っぽにして観られない作品であることは間違いないので、その辺りは評価したい。
レビューらしきモノを書いてみる。
あまり長くレビューを書いたことがないので、見様見真似で書いてみる。
絵が綺麗で音楽も良かった。それと主人公の浸ってる感強かった。あれ、でも何だったのかな...と。ラストがリアル過ぎて掴みどころの無いような感覚になった。
他者のレビューを見渡して「独白」と「人生のスピード」と言う言葉に、自分の感じたものはこれかもしれないなと。
それに遠野はこれからどうするんだろう、どうすれば良いんだろうとも思った。
遠い所ではなく、今あるモノにも目を向けて少し休んだら再出発を決めて欲しい。
何だか切ない
青春と切なさが入り交じる作品。
同じ転勤族という境遇で、子どもの頃から大人びているという、どこか似た性質を持った二人が惹かれ合うのはよくわかる。けど性質は変わるものだし、実際女の子の方は新しい生活を手に入れてるわけだから、いつまでも切なさにどっぷり浸るのは何だかリアリティーがないような気もした。
●切なさ100%。
青春の甘い1ページがそこにある。ギュッと凝縮されてる。
そのもどかしさ。澄み切った心。送るあてのない携帯メール。
山崎まさよしの「One more time, One more chance」がどハマりだ。
私は何を見ていたのだろうか?
とあるレビューで「最新作(君の名は。)には新海監督らしさがない」という発言があった。本当にそうなのか? という疑問を持ったところでDVDを借りてきた。結果としては後悔している。
この話は三部構成で、節目で止めながら思ったことを書いていたのだが、この映画のような、あまりに独りよがりな駄文にしかならなかったので略す。
全体として。
この作品の視聴者に待ち受けているのは、四十分以上にわたるしょうもない独白、そして最後のご褒美が山崎まさよしである。つまり、この作品はラジオドラマとMVである。映画ではない。それでも映画というジャンルにある以上、映画として書評する。
書きたいものを書くのは作者の勝手である。しかし、伝え方には気を付けなくてはいけないのではないか? 作品のテーマがはっきりしてるのに、程度を越えた疲労感でいっぱいなのは、伝え方の悪さに他ならないのでは、と思う。
もう少し落ち着いて、全体を俯瞰して、把握しやすいストーリーテリングをしてほしい。曲、モチーフ、絵に頼り切ってあとは受け手に丸投げというのは、見てくれる視聴者に失礼ではないだろうか?
少なくとも、激しく切り替わる絵を減らし、独白を減らし、独りよがりな風体を改め、決めるところをしゃんと決めてくれたら、もっと見やすくなると私は思う。
十年前の作品だから、という言い訳も出来るだろうが、十年後の作品を見た身としては、こういう作風あっての監督なのだ、と言わざるを得ない。非常に残念である。映画未満に対しては2もつけられないのだ。
彼の未来の作品に対して、期待が持てるだろうか。そんな不安を抱えながら、いい加減このレビューは〆たい。
最後に警告。映画を見たい方はこの作品の視聴を控えるべきである。
見てて恥ずかしさが…。
とにかく画面が綺麗。どこを見ても綺麗。さすが深海監督!って感じでした。
肝心の内容なんですが、私はあまり合いませんでした。登場人物の″自分に酔ってます″感が凄い。確かに結末はリアルなのかもしれないけど、登場人物の人間味が無さ過ぎてちぐはぐな印象を受けました。こんな高校生いるかよ!と。
もっと大人になってから見るとなにか別のものを感じることができるのかな…。
優しいだけでモテたら苦労しないゾ
小中高社会人と4つの時代を3部に分けた彼と彼女の関係を描いた淡すぎて消えそうな透明感を持った作品。
だいぶ前から良さそうと思っていたが観たら確実に心に深刻なダメージを負いそうなDVDパッケの淡さ儚さ切なさに観るタイミングを失い、すっかりいい歳こいた大人になってしまった2016年冬笑。
君の名は。現象で荒れ狂う新海誠旋風。いろんな名画座でリバイバル上映が行われていたためようやく鑑賞。
小学生から中学生になるまでにかけてお互い気にかけていた少年少女が家の都合で離れ離れになってしまう1部。
引越し先で出会った褐色少女に好かれるもかつての少女を忘れられない高校生時代の少年を描いた2部。
失恋し、上京した社会人生活にも嫌気が差した青年と同様に上京し、結婚を控える彼女がただすれ違うだけの山崎まさよしPVな3部で構成されたショートムービー。
ただただ悲しくて切ない。ありがちといえばありがちだがいざ見せられればツライ笑。
63分の短さで詰め込まれた致死量の切なさ。
切ない 賛否両論あるか
絵の美しさ、心理描写は流石。
超青春で切ない。
主人公を情けないととるかどうなのか。
感動するかどうなのか。
もうこれは見る人次第でしょう。
煮え切らないだけとも取れる。
正直自分には、最終的に主人公に感情移入できなかった。
彼は恋に狂っていないから。
愛を手に入れようとしているのか疑問だったから。
男女の愛にはつきものの、エロスを加えるとまた違ったのかな?
でも人には一度見ることを進める。
人それぞれ感想はかなり異なるはずだから。
人によりけり
観る人の体験に大きく左右される作品。
個人的には過去の恋愛の
苦い思い出やら、恥ずかしくなるくらい
一生懸命だった頃を思い出して、心をえぐられた感じ。
どちらかと言うと男性向けかな
女性が観ると「男って女々しいな~」って思うのかな?
ちょうどよく唖然とさせられた
生理的嫌悪感が生じる。取急ぎ断るが、もちろん物語の内容についてではない(後味の悪さで有名らしいが、正直よくある別れの話にしか思えない)。何が酷いか、それはこれが"映画"とは思えないからだ。
一番それを象徴しているのは多用されるあまりに饒舌なモノローグだ。わざわざ言わなくてもいいようなことまで喋っていて、これはラジオドラマなのかと思ったほどだ。それは音楽についても同じことで、第三話"秒速5センチメートル"での"One more time, One more chance"に至っては乾いた笑いしか出てこなかった。
思い人に会えないもどかしさも、思いが届かない/届けられない痛切も、思いを吹っ切れない虚ろさも、すべて言葉にされたら薄っぺらでしかなくなる。そこから零れ落ちるものを掬いとるのが映画ではないのか。
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