劇場公開日 2012年7月28日

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「ダークナイトがあるからこその感動」ダークナイト ライジング 作品に向き合うゆき平さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ダークナイトがあるからこその感動

2014年10月18日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

知的

これは単体としてはかなりおもしろい。だけど、前作のダークナイトの素晴らしさを見せられると物足りない。

一番物足りないのは、素晴らしいラストで終幕したダークナイトからバットマンへの復帰のドラマが弱い。

ベインという悪役も魅力的なんだけど、やられ方も実に残念。

ツッコミどころも多々ある。

しかし、ドラマは弱いながらストーリー展開の見せ方はやはり上手いし、よく出来たシリーズというのがよくわかる。

ラストのオチは確かに良いが、はしょる部分から何か事情を感じてしまうので素直にスカッとはできないが、そんな事情がありながらも3部作の終結としては見事な完結編。

アルフレッドの涙には泣いてしまった。

とにかく、このシリーズは少なくとも、次世代に受け継がれていく作品だと思う。シリーズ未見の方はぜひビギンズからの鑑賞をオススメです。

しかし、これを見て昔の作品を見られなくなってしまうのはちょっと困るので昔の作品もぜひご鑑賞ください。

作品に向き合うゆき平