劇場公開日 2011年7月2日

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「孤独な男を静かに儚く描いた耽美作品」ラスト・ターゲット Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5孤独な男を静かに儚く描いた耽美作品

2015年5月9日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

悲しい

単純

総合65点 ( ストーリー:60点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )

 殺しの場面の活劇もあるものの、美女が登場する耽美で少し芸術性のある儚げな話であり、派手な銃撃戦や緻密な暗殺計画がある犯罪活劇というよりも、孤独な殺し屋の生活を静かに描いた雰囲気重視な内容になっている。誰に襲われたとかどのような背景があるのかについてはどうでも良いようで、イタリアの田舎町で生活する男のことが描かれる。最後近く、食堂での場面は静かな緊張が高まっていて良い演出だった。ただ彼の心の情景を描いた雰囲気は悪くなかったものの、物語は説明不足が多いしありきたりで不満も残る。

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Cape God