日本のいちばん長い夏

劇場公開日:

日本のいちばん長い夏

解説

「佐賀のがばいばあちゃん」の倉内均監督が、1度も戦争の体験を語ることなくこの世を去った父への思いから、1963年に行われた歴史的座談会「日本のいちばん長い日」を再現する文士劇。ポツダム宣言に対する日本政府の対応、原爆の投下、ソ連の参戦、終戦へ至る経緯などについて、現代日本を代表するジャーナリストや文学者が熱い議論を交わす。

2010年製作/日本
配給:アマゾンラテルナ
劇場公開日:2010年8月7日

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(C) 2010 NHK アマゾンラテルナ

映画レビュー

4.0誰がポツダム宣言を受諾したのか

2017年8月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

昭和38年に行われた座談会を再現、誰がポツダム宣言を受諾したのかを明らかにしている。
ソ連参戦の密約や、原爆投下の意思決定時期など、政治家と軍部の関係などが明確に語られる。
東南アジアの日本軍兵士、沖縄戦での従軍看護婦などの話しは涙なくして聞くことは出来ない。

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いやよセブン

4.5予想外によかった!

2010年8月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

義理の父にすすめられて観てきました。
とても良い映画でした。
戦争を知らない世代にとって、歴史的事実を教科書で学べたとしても、
いざ、自分の子供たちの世代に《語り継ぐ》ということを考えた時、
その言葉を何一つ持ち合わせていないことにギョっとします。
まずは、目上の世代から、あの時代の話を受け継ぐことが大切なのでしょう。
今度の休みに義父に会いに行き、この映画をすすめてくれた理由もさることながら、
これまで一度も聞いたことの無かった戦争体験について聞いてみようと思います。
どんな話をしてくれるのか楽しみです。

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sorao

4.5知的興奮!の展開

2010年8月5日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

興奮

知的

公開前ですが試写会で鑑賞しました。

いったいどんなものだろう??と先入観を持っていた「文士劇」という演出スタイルですが、重いテーマを伝えるために、とても効果的な演出と見終わったあとに大納得。

学校の授業等で教えられる表面上の事ではない、全く知らなかった戦争の真の部分を見る事が出来るとともに、言葉が単なる台詞ではなくリアルなものとして伝わってきます。

ドキュメンタリードラマという事実に基づいた展開に鳥肌が立つような知的興奮を覚えつつ、310万人もの同胞が戦争で亡くなったという事実には、ただただ呆然としてしまいます。

バラエティー番組とは違った迫真の名演を見せる国際弁護士の湯浅さんをはじめ著名文化人の方々の演技も自然で、素晴らしい作品でした。

見終わったあとにテーマについて人と話したくなる映画です。

ただ普天間問題とか核廃絶とか自分には関係ないことだ…と思っている人たちには「寝られる映画」なのかもしれません。

はやりの3D映画もいいですが、こういう骨太のドキュメンタリーが支持されるとすれば、日本の未来も明るいのではと思います。
ざっとネットで感想を探ってみても、否定的な意見よりも評価する意見が多いことに、日本の未来に希望が持てる思いです。

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iseya

4.0興味深かったです。

2010年8月4日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

知的

終戦に向かう日本の状況を語った、
戦争体験者の肉声を鳥越さんなどの文化人が演じることによって
発言の一言一言がすんなりと受け入れることができて
とても興味深かったです。

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takako00001
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