「作風が 同じです」デュー・デート 出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断 Blueさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5作風が 同じです

2010年11月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

作り手(監督)が同じだと、作風も同じですね。 『ハングオーバー』のトッド・フィリップス監督が撮った この作品、決して悪くはありませんが “見たことある感じ”なところが節々にみられて せっかくの濃いキャストが 印象薄かったです。。

第一子の誕生を5日後に控えたピーター(ダウニー・Jr.)は、ロサンゼルス行きの飛行機を アトランタで待っていた。 荷物を盗まれ、財布を無くして 飛行機にも乗れなくなってしまったピーター。 空港で知り合った髭面の男イーサン(ガリフィアナキス)の誘いに乗り、車でロサンゼルスを目指すことにするが… (作品情報より 抜粋)。

ピーター役のロバート・ダウニー・Jr.。 『アイアンマン』など ヒーロー役が続いていたので、ちょっと休憩の?振り回される男を 好演。 『LESS THAN ZERO』を観た時から ずっと注目してきた俳優さん。 今が旬という点で、彼の起用は 正解。 でも 役どころが“建築家”なのですが、その必要はどこにあったのか… ピーターという人物をもっと描写していたら、イーサンとの絡みも もっと面白かったかも。。

疫病神・イーサンを演じた ザック・ガリフィアナキス、歩くだけで笑わす男・サイコー!!(笑) 一般常識から外れてる(ズレてる)役が多い この人。 相手によって面白い度合いが ちがってる気がします。 今回は ピーターとのやり取りがメインだったので、独特の間と 不審な行動が笑える時もあり・ややオモロって場面も。。 方や『ハングオーバー』では 友人4人+次々と現れる人々との いろんな角度からの絡みが ザックの良さをすべて引き出していたように感じました。 きっと監督の趣味 なんでしょうね。

ピーターの身重の妻を演じた ミシェル・モナハン。 『Due Date (出産予定日)』というタイトルからすれば、彼女ももっと出演シーンがあるかと思いきや チョイ役でした。 ここも『ハングオーバー』(の花嫁さん)と 同じ扱い。 せっかくミシェルなのにね。。

ピーターの友人役に ジェイミー・フォックス。 『路上のソリスト』つながりの 友情カメオ出演? この役も、ぶっちゃけ 誰でもよかったっぽい (『ハング…』も カメオ多かったし)。。

イーサンの“取引相手”に ジュリエット・ルイス。 こちらもチョイ役。 最近観た『The Switch』の演技の方が 個人的に好きだったので、この役も 友情出演なのだろうと 勝手に判断。 いつも飛んでるジュリエットには ハマりすぎ(笑)

男ウケする 下ネタ満載、車内のシーンは(女の目線から)さすがに 引きました。。 でもサニー(犬)が可愛かったので +0.5で。 『ハングオーバー2』に期待します。

Blue