劇場公開日 2016年10月28日

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「ノンストップで繰り広げられる、壮大な歴史ミステリー!!」インフェルノ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ノンストップで繰り広げられる、壮大な歴史ミステリー!!

2016年11月19日
PCから投稿

怖い

興奮

難しい

【賛否両論チェック】
賛:前作までの知識は不要。誰が敵か味方か分からない中で、歴史的美術品に隠された暗号を辿り、謎を解いていく主人公が痛快。ラストに至るまで、ハラハラさせられること請け合い。
否:序盤の幻覚のシーン等、怖めのシーンが多いので、苦手な人には向かないかも。

 序盤から記憶を失い、訳が分からぬままに追われる身となるラングドンの模様に、いきなり引き込まれます。過激な活動家が遺した“道”を手がかりに、誰が敵か味方かも分からない状況下に置かれながらも、人類の危機を救うために奔走する主人公が印象的です。
 それから何といっても、このシリーズの最大の魅力である、仕掛けられた壮大な謎解きがイイですね。美術品の数々に仕組まれた暗号から、主人公がどこまで謎に迫れるのか、一緒にハラハラさせられること必至です。
 若干ホラー映画みたいな描写もあったりするので、苦手な人には向かないかも知れませんが、ミステリー好きには絶対オススメの1本です。

映画コーディネーター・門倉カド