劇場公開日 2010年5月15日

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エンター・ザ・ボイドのレビュー・感想・評価

全13件を表示

3.0"チベット死者の書"

2024年4月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

寝られる

萌える

観る側を刺激させるギャスパー・ノエお馴染みのエンディングを兼ねたオープニングロールからテンポ良く、かと思いきや物語は至って単純で淡々と進む話に退屈感は否めなく、トリップ映像から成仏しない死後の感覚的映像に命の神秘的映像からのフラッシュバック、混沌とした世界観は非現実的ながら現実として描かれるネオンサインの看板が印象的な東京は歌舞伎町。

ギリギリに一線は超えない兄と妹の関係性が異常にもアレックスから渡された「チベット死者の書」からの"輪廻転生"はオスカーにとって強い影響下のもとにリンダから生まれ変われる願望としてオスカーの都合が良い変態性がより強く炸裂したマザコンでシスコンなジャンキーが現実を彷徨う死後の世界!?

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万年 東一

3.0生まれ生きることと"死"

2023年3月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

寝られる

今年17本目

日本が舞台の海外映画のなかでも当時の雰囲気を上手く切り取った作品
メインとなるストリップ劇場の外観等は過剰と言わざるを得ないく、他にもツッコミどころはもちろんだけどあるが
日本の文化をより誇張し煌びやかにした結果、さながらLSDの幻覚を思わせて趣のあるものとなっており、文字通りミニチュアや箱庭のような滑稽さも香り立つ

それ故に閉塞感が漂い、現実に押し潰されそうになりながらも僅かに抵抗し逃避する
異国の2人にはそれがより顕著に見てとれる

監督はテーマと演出が抽象的だが伝えたいことは明確なため苦痛なく観ることができた

幻覚と生命活動のイメージ映像は境界が曖昧になりストーリーとも噛み合って良いものだったが
さすがに最後のホテルの場面は冗長にも感じた

※特に意識せずギャスパーノエ監督作品を観ていたが、監督は『アングスト/不安』(1983年公開)に若き頃影響を受けていたらしい。特にカメラワークを絶賛しているインタビューがあった。監督の不自然だが没入感マシマシのカメラワークのルーツが解って納得した。この作品では"天国"からの視点とも重なりよりマッチしたものとなっている。

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ezio

3.0まぁまぁ

2022年9月1日
iPhoneアプリから投稿
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てぃーじぇー

3.0んーーつまり……

2019年10月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

寝られる

「輪廻転生」を映像化したって事でしょうか?
ちょっと退屈でした。
新宿の街を見て、監督さんがラリったノリで撮影した感じです。

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赤囲碁

4.0映画が終わった瞬間、軽い放心状態だった。猫背になって首が前のめりに...

2016年11月17日
iPhoneアプリから投稿

映画が終わった瞬間、軽い放心状態だった。猫背になって首が前のめりになってる自分に気づいた。
噂に聞いていた通り、オープニングにはやられた。現実世界のカメラワークとグラフィティーアートの融合によって表された、「ラリ」るという抽象表現には、いかにもギャスパーノエらしく、前衛的な芸術を感じた。

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BOnbon

1.0自分には理解できませんでした。

2016年9月19日
Androidアプリから投稿

とにかく、冒頭からそうなのですが、一つ一つのシーンで異常な時間をかけています。
また、かなり独特なカメラワークや表現技法が用いられていおり、人によっては話の展開を追うことすら難しい作品。

自分は、中盤から終盤くらいにかけて、抽象的すぎてついていけませんでした。いや、正確には、長いカットに飽きてしまって話を追うことを放棄しました。

ただ、1つだけ確かなのは、この映画を最後まで集中して観られる人は、すごいということです。

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lava

3.0嫌いじゃない。

2013年6月16日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

寝られる

ちょっと長い。
冒頭のトリップする場面がピークかな‥

兄妹愛が切なく、微笑ましく、やりきれない。

しらふで観ることをお薦めします。

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マルコぜよ?

2.0長いよ…

2010年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

みんなが毛嫌いする前作「アレックス」は個人的に意外と大丈夫だったんだけど、これはダメだった。ドラッグ映画だから?物語がダラーッとしてて転がらない。そっちだけいい気持ちになっても、こっちはついていけないよ。私にも目の覚めるような刺激が欲しかった。

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brick lane

3.5私は楽しく見られました。

2010年6月6日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

フランス映画界の鬼才ギャスパー・ノエがニューヨーク、ラスベガスと並び世界で最も美しい3大都市の一つとしてあげるTOKYOを舞台にして撮影された。
TOKYOが選ばれたもう一つの理由は、ここが主人公オスカーが巡るスピリチュアルな心の旅を受け入れることができる進化と精神性が共存する街だから……。
それはどうだかなぁ。
ただ、オスカーが友人から借りた「チベット死者の書」にある仏教的輪廻転生を描いた映画なので、丹波哲郎さんの大霊界を知る日本人には受け入れやすいかな。

主人公オスカーは、狭い路地が入り組み、ネオン輝くTOKYOの繁華街の片隅で麻薬の売人に身を落としてる。
売人になったのは、幼いころ離れ離れになった妹をTOKYOに呼んで一緒に暮らすため…と心根はひ弱なくらい優しい奴なのだ。

オスカーの目を通して描かれるため、オスカーの顔や姿が見られるのは、鏡に写るときだけ。
オスカーがクスリをやってる最中なので、窓の外のネオンと相まって万華鏡のような画面が続き…大丈夫かな、この映画と思ったが、オスカーが射殺されて魂が抜けた後は、オスカーの妹や友人たちの様子が描かれたり、幼いころからの回想シーン(幼い妹と一緒に体験した忌まわしい出来事も)が入るなど、映画らしくはなったが、ちょっと違う?
魂となったオスカーの目線で描かれるので、ビルの屋上を飛ぶように移動し、壁や仕切りをすり抜け天井から眺めるような光景になってる。
ビルの屋上と地上の2台のクレーンを操作した神野彰氏と「アバター」にも参加したフランスの世界的VFX工房BUFの特殊撮影技術による映像。

パス・デ・ラ・ウエルタ演じる妹リンダは、友人のアレックスに言い寄られたり、日本人ヤクザが自分の女にしたりとモテモテだったが、ちょっとふけ顔で美人には見えなかった。
エログロシーンもいっぱいあります。
私は楽しく見られました。

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aotokage

3.5クラブ映画

2010年5月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ギャスパーノエ監督の最新作。
映像の触れ込みはドラッグで飛んだ感じを映像で表現という感じ。

ストーリーは輪廻転生が元、それをTOKYOは歌舞伎町を舞台に描く。
立ち上がりから、音楽と映像でかなり飛ばしてくる。
始まりの30分ぐらいと終わりの30分ぐらいの映像にはかなり惹きつけられるものがある。
3Dかつ、高音質で見てみたい!
あと、ウェルナーパントンを彷彿とさせられた。
以上が良い点。完全に映像と音響メイン。
ダメな点は、
クラブに行っていれば感じられる程度のトリップ感みたいな映像の部分はあんまり感動しなかった点。
あと、長すぎてストーリーはなかなか良いのに中だるみ感があること。

この人がVJをやっているイベントがあったらぜひ行ってみたい!

salarymanart.blog20.fc2.com/blog-entry-18.html

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nもときn

3.0スタイリッシュというよりコミカル

2010年5月26日
PCから投稿

笑える

難しい

寝られる

「アレックス」で物議を醸したギャスパー・ノエ監督が、SEXとDRUGが輪廻転生するサイケデリックCITY東京を、まるで妖精のように自由に旅をする。

 カンヌ国際映画祭で、映画史上最長とも言われる暴力的なレイプシーンのため、1500人の観客のうち約200人が途中で退場したという問題作「アレックス」。今回もやはり衝撃映像は満載だけど、ある角度から見ると、スタイリッシュというよりかなりコミカルな映像が多い。細かく書くとネタバレになるのだけど、洗面所のシーンでは「はは~ん」とちょっと感心するような撮影テクニックも見られる。確かに画だけで見せきる力はあるのかも? 信者は多いだろう。

 ただ惜しいと思うのは、この突拍子もない映像世界に、非の打ち所のないストーリーが絡んだらどんなに面白いだろうと思った。ラストも少し笑えるのだけど、言ってしまえばプレディクタブルな展開。尺も長過ぎて疲れてくるから、やがて訪れるラストまで緊張感が続かない。

 ドラッグをキメながら見てとは言えないけど、作品を通してドラッグをキメた気分になれたら、もうあなたはギャスパー・ノエWORLDの住人。

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ikuradon

4.0そういうことじゃない何か。

2010年5月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

話の筋は単純。
素朴な輪廻感。
素朴な永劫回帰解釈。
オープニングからして、
トリップ映像はすごかったし、(3Dで観たかった)
ずっと浮遊していたかった。
直接的な表現や多少のアンチモラル(ギャスパー・ノエにては大人しい)もあった。
主観映像の効果もあった。
G線上のアリアも効いていた。
特徴を並べることはかんたんだけど、
でも、それらはそれだけのもの。

それだけじゃない、そういうことじゃない何かが、
全体として、あったように思う。
批評や鑑賞とも異なる、新しい切り口ともいえない、
手応えというより、腹にぐっとくる感じ。

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ogaxxxx

4.5ヴィ※ッジ▼ンガードを思い出した。

2010年5月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

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RMSNK