劇場公開日 2010年10月22日

「長い・・・」雷桜 mammieさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0長い・・・

2011年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

今日のおはシアは~

“雷桜”をご紹介します。

江戸時代、将軍の息子として生まれたものの

母親からの愛情を受けられず成長し

精神的に不安定な日々を過ごす斉道(岡田将生)と

庄屋の娘(ゆう)として生まれながら、かどわかされ山中で育てられた

雷(蒼井優)との悲恋を描いたこの映画。

まず、率直な感想は~

上映時間が長い。長すぎる。

先週のエクスペンタブルズが気持ち良かっただけに

余計ツラく感じてしまったのかも・・・。

ストーリーは何のひねりもないので

次の展開が予想出来てしまい(実際、すべて思ったとおり)

このあたりで終わりでいいんじゃないっ?てトコから

更に延々と続くので、まだあるんかい!と思っちゃった。

キャストについては

岡田将生さん、顔がキレイ過ぎます。

ツルッツルでピッカピカの肌に、驚愕のパーツの配置。

別にファンじゃないけど、スクリーンにアップになる度

“どうすれば、こんなに美しい顔が形成されるんだろ”

としみじみ感じて、物語に集中出来ないみたいな。

そもそも、あの顔、ちょんまげは似合わないですよね。

西洋の王子様、ぴったりタイツ&かぼちゃスリーブの衣装の方が

絶対しっくりきます。

一般的には並みの顔でも笑顔は素敵ってなるけど

整いすぎると、笑顔の方がキレイに思えない

ってこともあるんだなぁ・・・。

なんてふうにまで感じちゃいました。アハハ~。

蒼井優ちゃんは頑張ってましたよ~。

泣きの演技は大したモノです。

今回は発声法も山暮らしの女子を意識して

低めの声がお腹からしっかり出ていて良かったし。

(FLOWARSの時は妙に高い声で違和感があったのよね。)

何と言っても圧巻なのは、柄本明さんっ!

命をはって主君の立場を守る姿に

胸がギュウって締め付けられます。

このシーンをピークに、あとはスマートにエンディングに

つなげた方が、良かったのにって思うくらいです。

近頃の邦画にはかかせない役者さんですよね

余命1ケ月の花嫁も悪人もそしてこの作品も

柄本さんの演技を観るだけで価値ありっ!て気がします。

“雷桜”星は~

2つです。

だってぇ。

上映時間が長過ぎるんだもん。

mammie