クロッシング(2008)

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クロッシング(2008)

解説

「火山高」「彼岸島」のキム・テギュン監督が、脱北者の過酷な現実を描く社会派ドラマ。北朝鮮の炭鉱町に住む元サッカー選手のヨンスは、妻ヨンハと11歳の息子ジュニとともに、貧しいながらも幸せな日々を送っていた。しかし、ヨンハが肺結核に倒れ、ヨンスは治療薬を手に入れるため中国へ向かう。決死の覚悟で国境を越えたヨンスは、必死に働いて薬を手に入れようとするが、北朝鮮では夫の帰りを待ちながらヨンスが静かに息を引き取る。孤児となってしまったジュニは、父との再会を信じて国境を目指すが……。

2008年製作/107分/G/韓国
原題または英題:Crossing
配給:太秦
劇場公開日:2010年4月17日

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映画レビュー

5.0永久保存版🙆‍♂️

2021年5月16日
iPhoneアプリから投稿

これは今まで観た映画の中で一番悲惨で報われない作品だ。観ると気持ちが酷く落ち込んでしまうけど、こういう世界が実在する事を認識するために、目を背けず観る事に意味があると思う。

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@Jankichi@

3.0北朝鮮の現実を描いた作品。 中国経由で第3国まで行き、平穏な生活を...

2017年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

北朝鮮の現実を描いた作品。

中国経由で第3国まで行き、平穏な生活をおくれるのはごくごく少数で、それは戦争に行き、無事に帰国するくらいの確率なんだろうなーと思いながら見ていた。

情報が統制されていて、しかもひっそりと暮らしていかないといけない状況下では、選択を迫られた時、迷っている暇はない。しかも、そのどちらかは悲惨な結末が待っている。

モンゴルで待つ父親の気持ちは張り裂けそうなのが痛いほど伝わってくる。
結末は待機するホテルで再開だと思ったのに・・・。

その後の父親が知りたい。

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キッスィ

4.5日本人特に若者にみてほしい

2017年4月18日
iPhoneアプリから投稿

かなり衝撃的な内容でした
脱北を題材にした本作ですが、助監督は脱北者とか(たしかNHKニュースでみた)
内容は2時間ずっとヘビーな内容。み終わったあとに今の自分がどれだけ恵まれているか、今この間も北ではどれほどの人が苦しい思いをしているのかかんがえると胸が苦しくなります。
若い人にみてほしい作品

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へまち

3.5情け容赦無し

2015年3月25日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

父親と息子。双方に取っての“岸壁の母”状態。

「これでもか〜」とばかりに、北の悲惨な生活状況を抉る様に描写する。
まさに情け容赦無しだ!

話自体に目新しさは無いかな?寧ろ予想通りに進んで行く。
基本的には父親と息子の親子愛が根底に有り。その間に、ジュニとミソンの恋とまでは言わないが、淡い物語が入る。

多分に南側の主張が強調されているのは、両国の歴史的な背景を考えたら当然の事なのかな?と言える。
それにしても、よく国として未だに機能しているものだ…と。「そりゃあ!あんた。独裁政権なんだから、当然だよ!」…と、言われたら返す言葉も御座いませんです。はい!

作品自体は、過去の脱北者達の証言を基にして、脚本を構成し製作されているとの事。そんな脱北映画と言えども、そこはそれ。一応は娯楽性を織り込んだ韓流映画の1本でも在りますから!
“雨”だったり“サッカーボール”(石蹴り)。又“指輪や”“靴”と言った、日常的な物を使って泣かせに入るのを良しとするか。「いや、ちょっと…」と、拒否反応をするかで、評価は両極端に別れそうな気がします。

とても悲しい物語なんですが。最後に“或る意味”でのハッピーエンドを用意して在るのは、とても良かったんではないでしょうか。

(2010年5月8日ユーロスペース/シアター1)

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松井の天井直撃ホームラン