劇場公開日 2008年10月18日

「映画としては…」バイオハザード ディジェネレーション ひかりさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5映画としては…

2019年12月23日
iPhoneアプリから投稿

バイオハザード の世界観と前後の時系列を感じるには意味のある作品。
ゲームのバイオハザード 2以来のレオン&クレアコンビがメインなので、シリーズ好きは楽しめる。

一本の映像作品としては微妙。
ストーリーそのものは凡庸で特にハッとするような台詞もない。各シークエンスも基本的には同じ展開の繰り返しで飽きてくる。

演出があまり良くなく、アクションシーン以外のキャラクターの動作や芝居が見ていられない。
ずっと同じ表情でぼっ立ちのレオン。立ち姿に身体の表情がついていないので気持ち悪い。
歩きや走りなどの通常動作のぎこちなさ。クレアの表情や挙動が不自然に過剰で頭がとても悪く見える。
各カットが推考されていない。

これならいっそ、この作品はゲームにして欲しかった。

ひかり