潜水服は蝶の夢を見る いきいきさんの映画レビュー(感想)

現在の掲載作品数23666

潜水服は蝶の夢を見る

劇場公開日 2008年2月9日
RATE
RATE A-
潜水服は蝶の夢を見るのレビューを書く
見たい度
見たい度を投票
クリップ数
潜水服は蝶の夢を見るをクリップ
  • 潜水服は蝶の夢を見るの作品情報
  • 潜水服は蝶の夢を見るの注目特集
  • 潜水服は蝶の夢を見るの映画評論
  • 潜水服は蝶の夢を見るの予告動画
  • 潜水服は蝶の夢を見るのフォトギャラリー
  • 潜水服は蝶の夢を見るのDVD
  • 潜水服は蝶の夢を見るの映画レビュー
  • 潜水服は蝶の夢を見るのグッズ
  • 潜水服は蝶の夢を見るの知恵袋
  • 潜水服は蝶の夢を見るのつぶやき
作品レビュー一覧へ戻る12件


印象Pickup
泣ける!
笑える!
悲しい!
鑑賞手段
  -
PCから投稿
成し遂げられるだけの理由がある。
投稿日:2008年11月19日
いきいきさんのレビュー



 もちろん応援することも、希望を感じさせることも大事だろうけど、
 どんな過酷な状況に居ようとも「希望を捨てるな!」と声高に叫ばないで
“現実”を描いているところが素晴らしい。

 左目の瞬きだけしか出来ない人間が、
 知識と経験を総動員し想像力を発揮して、本を執筆する。

 そんなこと僕には到底無理だろうし、出来ても陳腐な詩ぐらいが関の山。
 そういう意味では、導入からすんなりと入っていける美しい描写で、
 彼の経験を体験しているような錯覚に陥るようであるのに、
 これは“持っている者”のお話だと言い聞かせて観てもいる。

 そして、忘れてならないのが、
 ジャン=ドミニクはELLEの編集長だったということ。
 凡人どころか、才能溢れる人物であり、
 そこに到るには相当な努力もあったであろうし、
 その結果として人生を謳歌していた人物であり、
 全ての人がこの作品の主人公のように医師や理学療法士、
 言語療法士から受けているような
 好待遇を得られるわけじゃないでしょう。

 それなりの“モノ”を持っていたと思うのが当然で、
 セリーヌや子供たち、友人たちに愛情が全くないとは思わないが、
 父親や恋人のイネスが取った行動の方に強い愛情を感じてしまう。

 ジャン=ドミニク自身にもそれはよく分かっていたのだろう。
 だからこそ、重たい潜水服に身を包み
 海の底に沈んでいくような感覚にもなるし、
 それでも目の前の献身的な人々を見て、そんな中にいたくはないと、
 蝶のように想像の翼を羽ばたかせ、
 世界を旅する気持ちにもなるのだろう。

 実話を美化することなく、
 丁寧に彼が見たであろう光景を繊細に再現しようとする映像も、
 想像したであろう世界を幻想的に描いた映像にも惹き付けられ、
 男の“欲”を排除しない視線の動きにも、
 ユーモアや毒を吐くことを忘れないモノローグにも、大いに共感し、
 それでも最大限の敬意が感じられる作品で、肉体的にというだけでなく、
 似たような状況に遭遇したその時に、
 思い出したい、ヒントにしたい作品。

この映画レビューに共感しましたか? [ はい ]   (0人)   コメント(0件)
コメントする

DVD・ブルーレイ:潜水服は蝶の夢を見る

潜水服は蝶の夢を見る 通常版[ACBF-10571][DVD]
  • 潜水服は蝶の夢を見る 通常版[ACBF-10571][DVD]
  • 潜水服は蝶の夢を見る 特別版【初回限定生産】[ACBF-10570][DVD]
【画像提供:DMM.com】
読み込み中...
- PR -

リアルタイム投票受付中

投票を見る

ガイド

映画レビュー ユーザが投稿した映画作品に対する評価、印象、コメントがご覧になれます。お気に入りの映画があれば是非書き込んでみてください。

読み込み中...