潜水服は蝶の夢を見るのレビュー・感想・評価

潜水服は蝶の夢を見る

劇場公開日 2008年2月9日
26件中、1~20件目を表示 映画レビューを書く

アートに昇華。

さすが芸術の人ジュリアンシュナーベルが撮るからこその絵画的な映像が綺麗。

主人公を含めた周りの人々が悲観的にならないので観ていて暗い気持ちにはならないし重いテーマをユーモアで繋いでいる様で飽きずに楽しめる。

主なアルファベットを用いた気の遠くなる方法でのコミニュケーションでの本の執筆は想像し難い作業だろうし自分ならドッチの立場でも気が滅入りそう。

とにかく愛された人だったんだなぁと飛行機の件も含めて和んでしまう。

万年 東一
万年 東一さん / 2017年10月20日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい 幸せ
  • 鑑賞方法:VOD
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映像はきれい ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

本作は「ELLE」編集者のジャン=ドミニック・ボービーの小説?自著伝?の「潜水鐘と蝶」を原題としたもの。
脳溢血により体も動かず声すら出せなくなった主人公が病院で目を覚ます場面から始まる淡々とした日常を彼の視点から描いている。
ほとんど主観アングルでの「現実/現代」と第三者アングルでの「過去・妄想」で構成されている。

・とにかく主演のマチュー・アマルリックの演技がすごかった。
全身マヒ患者の演技は本当に全身マヒの人間がやっているのではないかと思えた。
そう思っていたからあるシーンで車いすから颯爽と立ち上がるのだが、そうかこの人は健常者なのかとハッとさせられた。
口元などは入れ歯で、というのはインタビューで聞いたがそれよりも目の演技がすごかったと思う。

・映像は美しい。たまに画質の荒い「これ資料映像?」という場面も出るが気にならない。

・ストーリーもだがこの映画の流れ自体淡々としてドラマチックではないのでつまらない、という人もいるかもしれない。
しかし、その淡々とした日々の中でひねくれ者の主人公がささいな幸せを見つけていく過程はとてもいい、ほっこりする。
脳溢血患者の話なのに暗くなりすぎずセリフも面白いので私は投げ出さずに見れた。人に勧めるかと言われるとNOだが。

・このひねくれ者の主人公だが味があっていい、はっきり言って嫌味な奴だが不思議と憎めない。
話が暗くなりすぎなかったのは彼のキャラ性のおかげだと思う。
ちなみに気に入ってる会話がある。自分の世話をしている女性療法士にあるシーンで「メルシー」と言う、女性も「ありがとう」と返す。心の声で「女性は単純だね」…。お前というやつは!

たけだけ
たけだけさん / 2017年5月14日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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瞬きで伝わる深みと重み

この映像美は誰も真似出来ない、奇跡の実話である。

展開に大きな起伏があるわけでもなく、そこはやはりフランス映画か、そこまで明るくはない。だが、少しずつ前向きになっている姿勢は伺われ、それでもってすごく暖かくなれた。

また、タイトルも秀逸で、一見本編とはさして関係の無いタイトルに思えるが、大きな間違いで、深い意味をもつ。

潜水服=順風満帆な人生から一転した今の自分

蝶=そんな自分から抜け出した願望

を表現することどあり、その真実がしれたとき、この物語はいっそう奥の深い映画だということがわかると思う。

たなかじろうまる
たなかじろうまるさん / 2016年8月17日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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タフガイ ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

この映画、主人公が動けないし喋れないし、表情も作れない。
だから、この映画は病気の苦しさや克服の過程を、
主人公を通してほとんど表現できないという根本的な制約がある。

しかし、その制約を払拭できたとは感じられなかった。
抽象的な表現は伝わってこないし、
半生を振り返る描写は、単に振り返っているだけ。

というより、
病気なんのそので妻を連絡役にして愛人にラブコールしたり、
死にたいと言った翌日にはもうそんなことは忘れて元気だし、
とにかくこの主人公、繊細さとは無縁というか心がタフ過ぎる印象で、
やっぱり出来る男は違うなあ、とは感じたものの、
共感できるかと言われると、難しい。

もりり
もりりさん / 2015年11月12日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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リアリティのある作品 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

と言うと語弊がある気がするけど他に言い方が思いつかない。
原作を読んでいないから分からないが、もしこの映画の抽象的な表現が原作に準じているとすれば、その部分はむしろジャンの皮肉というか冗談というか。ふつうに考えて自分があの立場になったら死にたいし自分の姿を見たいとは絶対に思わない。親と話すのだって辛い。そして果てし無く暇だと思う。
だから退屈なのも、女の子が来ると嬉しいのも、そういうことばっかり考えてるのも、妄想が捗るのもまんま映画にしたらこうなるんじゃないの。っていう。
だからある意味ではスマートな作品と言えるかも。
もう一度観たいとは暫く思わないだろうけどなかなか面白かったなと言えると思います。

リュー
リューさん / 2014年4月22日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい 知的
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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単純には感動できない感じ

覚醒ではじまる導入が印象深いのだが、延々と作品全体で編集長視点を見せられるとは思わなかった。しんどい。
このピンぼけた不自由な視点が忠実かというと違うと思う。
あくまで身体的不自由を負った本人にしかわからないことだし、いくら想像をしてみたところでその視線は絵空事でしかありえない。たとえばライターの女性視点であるとか、その方が出版物語も感動的でリアリティーがあっただろう。しかしそれも平凡か。
一見事実に忠実で誇張がないようではあるが、実はこの映像手法を選んだことで多いに妄想的な映画になったのだと思う。
以外となにも残らなかった。

okaoka0820
okaoka0820さん / 2014年3月31日 / PCから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  悲しい 知的 幸せ
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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実話映画なのに感動ゼロ

う~ん。最初主人公目線の映像が長かったかな~。それと実話だけにやけに主人公に良い感じ中心があまり共感出来なかった。やけに病院の人全員優しすぎるし、妻に愛人へラブコールさせるし。この実話を映画にするまででないような気がする。だって金持ちでやりたい放題の人間が病気を切っ掛けで人情に気づくストーリーなんてよくあるからね。内容は飽き飽きだね。

エイジ
エイジさん / 2014年3月24日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  単純
  • 鑑賞方法:-
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60点  カメラワークが主人公目線で 疑似体験

(2012/3/15)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

自分がこうなってしまったら・・等
 考えさせられた。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2013年3月14日 / PCから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  悲しい 怖い
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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素晴らしい主題ではあるのだが

総合:60点
ストーリー: 60
キャスト: 70
演出: 65
ビジュアル: 65
音楽: 65

 重病で全身麻痺となり片目以外動かせなくなった有能な元雑誌編集者が、唯一動く片目で気の遠くなるような忍耐で本を書く。

 絶望的な状況でかろうじて生きる希望を見出すのが、本を書くということを目的にすること。仕事を離れ家族の大切さを知り、今までの自分を見つめなおす。そして体が動かない分、彼の思考は深く自由に動く。家族がいながらも他の恋人のことまで隠さず書いたのは、そのような心境の変化からだろうか。

 いい映画かもしれません。絶望の中から希望を見出したりちょっとした暖かさに気付いたりとかは、人生の中でも重要な主題でした。
 ただしそれでもあまり好きにはなれませんでした。主題が重いというのも1つの理由ですが、例えば本人の絶望とかが潜水服を通してやや抽象的に描かれていたりして、それが私には直接しっかりと伝わってきませんでした。やや詩的に描かれすぎていたようにも思います。

Cape God
Cape Godさん / 2013年3月8日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  難しい
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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なかなか無い映画。主題がいい映画 ネタバレ

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映像と音楽の雰囲気が素晴らしい。綺麗かな。描いているものがいい。生々しい生への執着を感じる。女や食べ物へ、の。最後の氷が崩れるのも印象的。生へ執着した男のあっけなさ、諦め、追想を感じる。ストーリーの構成に重きをおく人にはつまらないかも。正直、話の展開はあまりない。が、動きがなさそうに見える中の微妙な動きがいい。

人生万歳
人生万歳さん / 2013年1月14日 / フィーチャーフォンから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  悲しい 楽しい 興奮
  • 鑑賞方法:TV地上波
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極限状態になった時、どのように動くことができるか

かつてELLE誌の編集長をしていたジャン=ドミニク・ボビー氏の自伝小説の映画化である。
作品は主人公の目線と過去の記憶から綴られている。
ボビー氏はドライブ中に脳血栓に襲われそのまま全身不随に陥ってしまう…その不自由な状態はまさにこのタイトルに或る。
映画を見ながら自分がこういう状態になった時の気持ちは?そしてどう行動するか?何ができるか?想像せずにはいられなくなった。
潜水服よりもこの状態、精神的重さのほうがおそらくもっと計り知れないくらいだろう。
主人公の記憶と想像で紡がれるこの物語は、自由奔放に過去、現在を飛び回る。
生きる尊厳を奪われながらくじけても立ち上がり、自分のやり方で自分自身を懸命に生きる事で改めて「人間であること」を確認する姿に完全に感情移入して観てしまいました。

みかっぴ
みかっぴさん / 2012年5月16日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  泣ける 悲しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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映画で在るべき作品

上から見下ろすカットをほとんど使わないのが特徴的。
どん底から始まり華やかだった過去へ戻って行くストーリーと要所要所のドミニクの想像力はジュリアン・シュナーベルの詩的映像と最良のパートナーとなった。
ドミニクの心情を広大な自然の情景を用いる表現は素晴らしかった。
作品の冒頭で崩れ去った氷河がエンディングで巻き戻されるのも印象的だ。
まさに映画でしか表現出来ない芸術性があった。

elle,f
elle,fさん / 2012年1月16日 / フィーチャーフォンから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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永久に蝶の夢を見る。 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

ポエジーなタイトルとは裏腹に、ロックイン・シンドロームに陥った男の瞬きから生まれた自伝。右目以外の全身が麻痺しているのに、意識だけははっきりとしている状態の計り知れない苦痛。前半、一人称のカメラ(主人公ジャン=ドーの目線)は、彼の“見える世界”を映し出す。右目の前に顔を近づけないと真正面にいる人でさえ判別つかない狭い世界。テレビのチャンネルを変えることも、カーテンを開けることもできない。硬い潜水服にロックインされた彼の意識は、右目前に現れる風景を必死で手繰り寄せる。やがてその意識は、記憶と想像力の蝶となり、自由に時空を飛びまわる・・・。右目の瞬きを使ってアルファベットを伝えるコミュニケーションを覚えてから、一人称だったカメラは彼の想像力のように自由に飛び回るようになる。映し出される映像は、時に幻想的で、時にリアルで、そんな風景が美しい。虚実ないまぜのストーリー展開だが、根底にあるのは静かな絶望感。人気ファッション誌「ELLE」の編集者で、仕事にも女性にも家庭にも不自由していない栄光の人生から一瞬の転落。それでもモテる男の周囲には、何故か女性がむらがる(笑)。妻以外にも、言語療法士や彼の瞬きを読み取る口述筆記者など、献身的に尽くす彼女たちの忍耐と努力によって、生きる希望を見出すジャン=ドー。死生観や宗教観などもはさみつつ、全編が静かで知的な雰囲気なのは、現実を受け入れ、希望を持ったジャン=ドーの心情そのまま。ひらりひらりと蝶はどこまでも飛んで行くが、ゆっくりと沈んでゆく潜水服は微かな死の予感を孕む・・・。20万回の瞬きで綴られた蝶の夢。海底に沈んだ潜水服は、おそらく今もなお、永久に蝶の夢を見続けていることだろう・・・。

Chemy
Chemyさん / 2011年7月9日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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人間すべては共有できない

自分の肉体の中に閉じ込められてしまった主人公に、何人かの登場人物たちが言う。
「自分の経験は一種のロックトインだ」
確かに、私たちはみんな程度の差こそ大きいけれど必ず孤独の中にいる。
そして、そんな中にこそ私たちの想像力がはためく可能性があったりする。

だから実在の人物とはいえ、かなり想像しにくい主人公の状況は(想像しやすいように映像は補助してくれます)、実は人間の本質的な部分を表しているのかもしれない。

昨日観てたときはあんまり好みの映画じゃなかったなぁ・・・と思ってたけど、今日お風呂でふとそう思いついて、いい映画だな、と驚きました

かきご
かきごさん / 2008年12月30日 / から投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  興奮 知的
  • 鑑賞方法:-
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エンドロールは、氷山の崩れの逆回転 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

映画「潜水服は蝶の夢を見る」(ジュリアン・シュナーベル監督)から。
いろいろな映画祭で絶賛された映画らしく、
封切りを楽しみにしていた映画作品であった。
脳梗塞で倒れ、意識ははっきりしているのに、
自分の言葉が通じない。しかも、身体全体が動かない。
唯一、動く左眼の瞬きで自伝を綴り始める物語に、驚きを覚え、
それが実話を元にしていることに、さらに驚嘆した。
しかし、今回の私のアンテナに引っかかったシーンは、
作品終了後のエンドロールに映し出された「氷山の崩れの逆回転」。
環境問題を語る時に、よく利用される
「氷山」が、けたたましい轟音と共に崩れていくシーンを、
なぜか逆回転で流し、これが延々と続く。
すなわち、氷山が崩れていない状態に、戻っていくのである。
その表現の意味するところ、そして監督が伝えたかったこと。
残念ながら、私にはちょっと理解できなかった。
また、時間がたったら、インターネット等で調べてみたい。

shimo
shimoさん / 2008年11月20日 / から投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  泣ける 知的 難しい
  • 鑑賞方法:-
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成し遂げられるだけの理由がある。



 もちろん応援することも、希望を感じさせることも大事だろうけど、
 どんな過酷な状況に居ようとも「希望を捨てるな!」と声高に叫ばないで
“現実”を描いているところが素晴らしい。

 左目の瞬きだけしか出来ない人間が、
 知識と経験を総動員し想像力を発揮して、本を執筆する。

 そんなこと僕には到底無理だろうし、出来ても陳腐な詩ぐらいが関の山。
 そういう意味では、導入からすんなりと入っていける美しい描写で、
 彼の経験を体験しているような錯覚に陥るようであるのに、
 これは“持っている者”のお話だと言い聞かせて観てもいる。

 そして、忘れてならないのが、
 ジャン=ドミニクはELLEの編集長だったということ。
 凡人どころか、才能溢れる人物であり、
 そこに到るには相当な努力もあったであろうし、
 その結果として人生を謳歌していた人物であり、
 全ての人がこの作品の主人公のように医師や理学療法士、
 言語療法士から受けているような
 好待遇を得られるわけじゃないでしょう。

 それなりの“モノ”を持っていたと思うのが当然で、
 セリーヌや子供たち、友人たちに愛情が全くないとは思わないが、
 父親や恋人のイネスが取った行動の方に強い愛情を感じてしまう。

 ジャン=ドミニク自身にもそれはよく分かっていたのだろう。
 だからこそ、重たい潜水服に身を包み
 海の底に沈んでいくような感覚にもなるし、
 それでも目の前の献身的な人々を見て、そんな中にいたくはないと、
 蝶のように想像の翼を羽ばたかせ、
 世界を旅する気持ちにもなるのだろう。

 実話を美化することなく、
 丁寧に彼が見たであろう光景を繊細に再現しようとする映像も、
 想像したであろう世界を幻想的に描いた映像にも惹き付けられ、
 男の“欲”を排除しない視線の動きにも、
 ユーモアや毒を吐くことを忘れないモノローグにも、大いに共感し、
 それでも最大限の敬意が感じられる作品で、肉体的にというだけでなく、
 似たような状況に遭遇したその時に、
 思い出したい、ヒントにしたい作品。

いきいき
いきいきさん / 2008年11月19日 / から投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  泣ける 笑える 悲しい
  • 鑑賞方法:-
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ぬけぬけと力強い人間の賛歌 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

瞬きで本を書き上げたという信じられない偉業をなし得たのは、本人が健常の頃から培ってきた魅力ゆえ、というのが何とも面白い。想像を絶するような苦闘もさることながら、そのきっかけが「あなたELLEの編集長でしょ。愛読者だったの」とは。人を惹きつける奴はどんなになっても人を惹きつけるんだ。その生命と意志にはただ感嘆する。

 それをじっくりと描いたシュナーベルは力強く素晴らしいが、アート指向な画作りは善し悪し。潜水服のイメージは凄く良いが、氷山の崩落を巻き戻してるのはアート気取り臭い。

 それにしても、発病を最後に持ってきた編集は見事だ。この不運がやるせなく痛切。心に残る。

The Dude
The Dudeさん / 2008年11月14日 / から投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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少し飽きた

左目だけで言葉を伝達し、本を出したとことは衝撃的な内容ですが、映画として観たときにその苦悩っぷりが全面にでているので、途中からその設定にたいしての飽きを感じてしまいました。

これは実話です。本当にあった話です。といわれるとなんだか「すごいなー」という気分になりますが、最近の映画は必要以上にそれを押し付けられている気がします。実話だからプラス何点みたいにしてしまっている自分がやるせなくなります。

それから印象的だったのはE.S.A.・・・という言葉で、途中から呪いの呪文のように聞こえ始めて少しぞっとしました。

また、エンドロールの氷山?が落ちる映像の逆回しは、再生をうまく表現していて、なんだか妙にぐっときました。

てぃち
てぃちさん / 2008年9月25日 / から投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  悲しい
  • 鑑賞方法:-
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主人公とともに潜水服の中へ

オスカーノミネートのフランス人ジュリアン・シュナーベルが監督する映画" Le Scaphandre et le Papillon"="The Diving Bell and the Butterfly"=「潜水服は蝶の夢を見る」。

実在する主人公が書いた手記をもとに映画化されたものです。脳梗塞で左目以外動かせなくなった主人公の視点から見たものなのですが、この演出が素晴らしかったです。

映画の中の主人公の周りの人にとっては、コミュニケートが極めて難しい患者として写るのですが、彼の心の声を観客は聞くことができるため、観客にとっては広い表現力を持ったユーモアのある人物として映ります。

邦題にも仏題、英語題にもあるように潜水服の中に主人公とともに観客は閉じ込められます。潜水服の中から主人公と一緒に外界を観察しているような感覚に陥るこの映画、やっぱり監督の力量なんでしょうが、最初から最後までぐいぐい映画に引き込まれ、あっという間にラストシーンです。フランス映画には珍しく(?)心地よいカタルシスも得られます。監督賞ノミネートも当然?

おすすめです。

dobuboba
dobubobaさん / 2008年8月17日 / から投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  泣ける 幸せ
  • 鑑賞方法:-
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人間愛だね~

脳梗塞で左目以外動かなくなった雑誌編集長が、左目の瞬きだけを使って言語療法士と二人三脚で一冊の本を完成させるまでの実話の映画化。

この手の作品は、どうしても障害のある主人公の演技に目が行きがちで、そこにはどこか見世物的な趣があるように感じ、どちらかというと敬遠していました。ダニエル・デイ・ルイスも、ロビン・ウィリアムスも、ダスティン・ホフマンも、そしてロバート・デ・ニーローもみなさん障害者をがんばって演じてたけど、がんばればがんばるほど偽善ぽくってしらけちゃうんですね。

でも、この作品はしょっぱなから演出の仕方に工夫があります。ああやられると見世物的な感覚は緩和され、主人公の心情にすっと入っていけます。ストーリー展開はいたってオーソドックスですが、視点の設定が斬新なので退屈になりません。無理やり泣かせようとするのでなく、淡々と展開していく演出が、逆に涙を誘うこともしばしば。マチュー・アマルリックでしたっけ、主人公演じたフランス人俳優の人。とてもいい存在感ですね。

フランス映画観ると、いつも人間のリアリティを教わります。

あんゆ~る
あんゆ~るさん / 2008年8月17日 / から投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  泣ける 悲しい 幸せ
  • 鑑賞方法:-
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