劇場公開日 2008年8月9日

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「ランボルギーニが地味ですかぁ」ダークナイト kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ランボルギーニが地味ですかぁ

2019年10月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 今年もDCコミックがマーベルコミックに押され気味なのかな~と、若くして急逝したヒース・レジャー最後の演技だけを楽しみに、それほど期待もせずに先行上映を鑑賞です。ジョーカーが最大の敵であることはわかっていながらも、北京オリンピック直前に中国人のボス・ラウ(チン・ハン)の悪党ぶりにハラハラさせられた序盤。お、あれはエディソン・チャン?などと、呑気にスクリーンを眺めていました。

 出演者全員が迫真の演技。ヒース・レジャーは今年のアカデミー賞助演男優賞が当確だと思えるほど(メイクアップ賞も獲るかな)。ゲイリー・オールドマンはいい感じの警官役だと感じつつ、ゴッサムシティへ新しく赴任した地方検事のハーベイ・デント(アーロン・エッカート)に部下の汚職について文句を言われたことによって、ある映画を思い出しました・・・その後に登場するジョーカーがコートに手りゅう弾を隠し持ってたことで、どこかにジャン・レノが出演してるんじゃないかと凝視してしまったくらいです。まぁ、そのくらい出演俳優が豪華だったということで・・・

 かつてのティム・バートン版『バットマン』に比べると、かなり現実味のある世界観。それに、超ハイテク化していて、大金持ちならではの発想でそれらを駆使するところが面白い。特に指紋採取するからと、鑑識係が到着する前に弾痕のある壁を切り取るエピソードには驚き!。全体的には152分もあるのに、詰め込み過ぎ感と尻切れとんぼ感が随所にあるけど、そのおかげでサプライズ感もたっぷりでした。

 中盤において、検事アーロン・エッカートが「俺がバットマンだ」と発言するシーンで涙がこぼれるほどだったのですが、そこで“二面性のある人間”という伏線によって思わぬ展開へと持っていく。復讐することは何も生み出さないというメッセージも聞こえてきそうだったし、闇のヒーローと光のヒーローとの対比、それにジョーカーの仕掛ける人間総悪人化に対して人間性善説というテーマに心揺さぶられました。二隻のフェリーに仕掛けられた爆弾・・・とにかくこのエピソードが最も印象に残ります。

 ラストシーンも考えさせられました。「悪いのはすべて俺だ」と言わんばかりに去ってゆくバットマン。歴史上にもこうやってヒーローとして祀り上げた人物が多いことでしょうけど、それが平和利用されるのならいいことなのか・・・答えが見つからないまま続編へと繋がるんだろうな。

kossy
NOBUさんのコメント
2020年7月25日

今晩は
 4DXは初めてでしたが、軽ーいジェットコースターみたいで、なかなか面白かったですね。風とか、水も出てくるし・・。観客、4人しかいなかったですが・・。
 今作は3度目の鑑賞でストーリーも分かっているので、無問題でしたが、初鑑賞作品であれば、じっくり観たいなあとも思いましたね。外部からの刺激より、脳内を刺激する作品を求めるので。
 只、クリストファー・ノーラン監督作品は、4DX堪能できました。2008年当時から、過剰な映像機器を使用して撮影した作品だけあって、バットマンの空中浮遊のシーンをはじめ、とても視覚感覚的に斬新でした。
 では、又。

NOBU
CBさんのコメント
2020年7月19日

> ランボルギーニが地味ですかぁ

このタイトル、いい!
たしかに、アルフレッドが言ってたなあ。

CB
bloodtrailさんのコメント
2020年7月16日

kossyさんへ
来週のウィークデー、4DXにチャレンジして来ます! そちらにもIMAXのシアターが出来ると良いですね!

bloodtrail