劇場公開日 2008年1月19日

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「スベり落ちる余韻」シルク(2007) AKIRAさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0スベり落ちる余韻

2008年1月21日

単純

寝られる

描かれる日本は,
「SAYURI」のような外国が抱く幻想の世界。

神秘的にするのは良いとしても,
いい加減,スケベなイメージは払拭してほしい。

見た目は美しい芦名星の描き方に違和感。
不可解な行動にハテナ?

彼女だけじゃなく全ての登場人物の描き込みが浅く,
結果,中身が薄いドラマが退屈。

ラブストーリーを際立たせようと,
終盤,意外な展開を見せるものの,
それまでの蓄積が何も残っていないから感動せず。

日本に行くのは一回にして,
その分,滞在の密度を濃くした方が,
帰国して後ろ髪引かれる理由が分かるし,
手紙の真相に気付いたエルヴェの後悔も響くと思った・・・.

AKIRA