劇場公開日 2003年2月1日

「ジェイソンと言えば、やはりこれ」トランスポーター スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ジェイソンと言えば、やはりこれ

2015年8月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

興奮

久々に見てみましたが、やっぱりシンプルで面白いですね!
ジェイソン・ステイサム主演作品は数あれど、このシリーズに勝るものなし。
硬派なんだけど、遊び心もたっぷりで、興奮と笑いが同時に押し寄せてくるんですよね。
その辺りはさすがリュック・べッソン製作・脚本作品って感じでしょうか。

しかしジェイソンもこの頃はまだ若かった、頭髪は今と変わりないですが、顔や体の肌感が相当若かったですね。
まあいちいち肉体美を晒すのはある意味このシリーズのお約束、スーツ姿のジェイソンもカッコいいですが、脱いでも凄いです。
アクションもキレッキレ、ジャッキー映画のようなユーモアたっぷりなアクションで見る者を飽きさせない辺りも、好ポイントでした。

冒頭から披露されたドライビングテクニック、そして終盤のカーチェイスも見応えたっぷりでした。
運び屋のルールも、ジェイソンが語ると妙にしびれますよね。
契約内容の変更はしない、名前は聞かない、依頼品は開けない、このルールに頑ななところが、笑っちゃうぐらいカッコいい。
でも、大体ルールを破ってトラブっちゃうのが、このシリーズのお約束だったりもするのですが・・・。

それから特筆すべきはヒロインのスー・チー。
シリーズ制覇した方なら分かると思いますが、これ以降のヒロインがとにかくアレなんで・・・余計にスー・チーが可愛く見えました。
まあ終盤の展開はちょっと普通すぎですが、でも私はかなり好きな映画ですね。

スペランカー