四時の悪魔

劇場公開日:

解説

火山の爆発を背景に、脱出行を描くサスペンス・アクション・ドラマ。製作・監督は「哀愁」のマーヴィン・ルロイ。マックス・カットーの原作小説をライアム・オブライエンが脚色。撮影は「セブン・セントの決斗」のジョセフ・バイロック、音楽は「馬場の二人」のジョージ・ダニングが担当した。出演者はスペンサー・トレイシー、フランク・シナトラ、カーウィン・マシューズ、ジャン・ピエール・オーモン、新人バーバラ・ルナ、グレゴワール・アスランなど。

1961年製作/アメリカ
原題:The Devil at 4 o'clock
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1962年2月21日

ストーリー

3人の凶悪犯ハリー(フランク・シナトラ)、マルセル、チャーリーの3人をタヒチに運ぶ水上機は、途中ドウナン神父(スペンサー・トレイシー)を乗せるためにタルア島に降りた。独力で島のハンセン病患者収容を続けていた神父は、島の観光価値のみを考える島民からボイコットされたのである。翌朝神父が山の病院を下りた時、突然火山が爆発して大地震が起きた。地面が割れ、建物は倒れ、溶岩で森林は燃え、一瞬にして島は地獄と化した。神父は山の病院に残した子供たちを助けようと、知事たちに助けを乞うがだれも相手にしなかった。そんな時、協力を申し出たのは3人の囚人だった。彼らは朝鮮戦争時代の経験を生かして落下傘で山上に降り立った。しかし四囲は火煙に覆われている。一行はすぐ子供たちを連れて脱出を始めた。幾多の危機を乗り越えて最後の橋にさしかかった時、もうそれは崩れ落ちる寸前だった。子供たちを助けるため、神父とチャーリーが渾身の力で支え、ハリーが一行を港まで送り届けた。全員無事に船に乗せたハリーは再び神父やチャーリーの元に帰って来た。ついに最後の大爆発があり、轟音と共に島全体は火煙に包まれてしまうのだった。

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