劇場公開日 1982年1月23日

「89点 冷酷で巨大な現実が支配するところで。」U・ボート 映画電気(びりびり)さんの映画レビュー(感想・評価)

4.589点 冷酷で巨大な現実が支配するところで。

2013年10月25日
PCから投稿

怖い

 古くせ~っ ・・と冒頭から期待値は特にあがりもせず
                       さがりもせず。
   のっけから、途中で観るのやめてしまうテンションで観る。

・・・十数分経過、まだ冒頭だ。みんな同じような顔だし
  キャラクターおぼえるのめんどくせー。まぁいいか~・・・・

~~~~潜水後~~~~
ややや、
 小難しい
戦略的活劇というよりも ”閉所パニック・ホラー”!こわい。
  すごくこわいじゃないか。胃がキリキリする。
 きしむ船体、敵方の駆逐艦の圧倒感。水圧のきょうふ。

主要人物のなまえを誰一人おぼえていなくとも
同じようにみえていた顔はひとりひとりハッキリわかるようになり
 ”迫真の演技”にのみこまれてしまう。役作りもすごいよ!

時空をこえて、カメラがほんとの現場に潜り込んでんじゃないの?

   私、ノイローゼですとかいってられない!
    行動しないことが死に直結なんだもん!

せいぎのみかた達ではない、
むしろ悪いことする道中のおはなし。
だけど複雑なきもちで
  左手をにぎりしめ応援、最後まできんちょうの連続。

CGとかないのに
アナログ手法なのに凄いわ!

映画電気(びりびり)