マイ・ウェイ2

劇場公開日:

解説

ある一家の中の人々の人生を歩んでいくさまを描く「マイ・ウェイ」の続篇。製作総指揮はデニス・ビーバー、製作はヤンス・ローンテンバックとエミール・ノファル、監督はヤンス・ローンテンバック、脚本はジョー・スチュワードソン、撮影はヴィンセント・コックス、音楽はジョン・ダンドリアが各々担当。出演はジョー・スチュワードソン、リチャード・ローリング、マリー・デュ・トワ、トニー・ジェイ、ケン・リーチ、デビー・ビンガム、ザザ・ボルスター、ヴォレンチ・ベルトッティなど。本国公開原題はWinners 2。

1977年製作/南アフリカ
原題:My Way 2
配給:松竹=富士映画
劇場公開日:1977年12月17日

ストーリー

あれから3年、マドックス家に再び悲しみが訪れた。ウィル(ジョー・スチュワードソン)の先妻の古い電報、つまりポール(リチャード・ローリング)はウィルの実の子ではない、という内容の電報が見つかったのだ。その夜、ウィルはポールにその事を話すと、ポールは実の父を捜すと家出した。ウィルは、先妻に裏切られたくやしさ、ポールの家出などを、妻のフラン(マリー・デュ・トワ)にあたる。そしてフランも体操選手として有望視されている娘サンドラ(デビー・ビンガム)を連れて家を出た。やがて失意の父ウィルの前に、長男トニー(ケン・リーチ)が3年ぶりに帰って来る。2人は無言で抱き合った。そして父の建設会社を一切任されるようになったトニーは、会社を大きくし、レコード産業にも進出する。そして彼の大きな力となったのは秘書スコッティ(ヴォレンチ・ベルトッティ)だった。その頃、ポールもジャッキー(ザザ・ボルスター)という娘を愛してい、やがて彼は実父と再会する。そして実父と実母の愛を知った彼は納得して去ろうとするが、ジャッキーは、実はウィルに雇われていたと告白する。でも今は貴方を本当に愛していると……、彼女はポールの前から去っていった。そしてウィルの前には、妻とサンドラが帰って来た。よろこびの家族。しかし、悲劇は続いた。トニーがスカイダイビングで事故死したのだ。兄の死を聞いて飛んで帰ってくるポール。一体、私は今まで何のために生きてきたのだ……、ウィルの目に涙が流れた。そして、大陸横断150キロのマラソンに自らを賭けるウィル。ポールの助けをかりて走るウィル。ゴールの前に涙を流して待つ、妻と娘。今ウィルは、人生という孤独な道を家族に見守られて走った--。

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