プロヴァンス物語 マルセルの夏
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プロヴァンス物語 マルセルの夏

劇場公開日

解説

19世紀末の南フランスに生まれた少年マルセルとその周りの人々の交流をノスタルジックに描いた心優しきヒューマン・ドラマ。本作と「マルセルのお城」の二部作で成っている。監督は「ぐうたらバンザイ!」のイヴ・ロベール、脚本はロベールとジェローム・トネール、ルイ・ヌスラの共同、撮影はロベール・アラズラキ、音楽はウラジミール・コスマが担当。「愛と宿命の泉」の原作者マルセル・パニョルの回想録が基になっている。出演はフィリップ・コーベール、ナタリー・ルーセル、ジュリアン・シアマーカほか。

ストーリー

一八九五年、マルセルは南フランスのマルセイユに近いオーバーニュに生まれた。父のジョゼフは小学校教師、母のオーギュスティーヌはお針子をしている美しい女性であった。マルセルが3歳のとき、一家はサン・ルノーに引越すが、その頃彼は字が読めるようになり、早熟を心配した母は、6歳になるまで字を読む事を禁じてしまった。やがて彼にポールという弟ができた。1900年、妹が生まれ、マルセルの世話をしていたローズおばさんが結婚した。そしてマルセル9歳の夏、一家は田舎の別荘を借りる事にした。病弱な母に新鮮な空気を吸わせるためだ。そこはまるでおとぎの国、マルセルにとって生涯で最も美しい日々の始まりでもあったのだ。初めての自然との対話、全てが幸福に満ちあふれている……。しかし、夏が終わり秋が訪れると、都会に帰りたくないマルセルは“仙人”になろうと父母に別れの手紙を書き、別荘を抜け出すが、急に怖くなってもどってきた。手紙は元のまま置いてあったが、朝食のとき、父は「きっと“仙人”の綴りも書けないだろう」とささやき、ハッとするマルセルを母は厳しく、そして優しくみつめていた。その日、降り出した雨は涙のようにマルセルの心を濡らした。かくして夏は終わり、マルセルは両親の大らかさに触れる事で、一つ大人になっていったのだった。...

作品データ

原題 La Gloire de mon Pere
製作年 1990年
製作国 フランス
配給 アルバトロス
上映時間 111分

提供:株式会社キネマ旬報社

映画レビュー

平均評価
4.0 4.0 (全2件)
  • 南仏ノスタルジーな風 プロヴァンスで夏のバカンスなんて日本人にとっては憧れの響きだ。 9才のマルセルは教師である父と美しい母と弟と4人で慎ましやかに暮らす。 叔母の家族と共に、大らかな光が溢れる南仏の自然の中でひと夏... ...続きを読む

    momogaria-no momogaria-noさん  2013年8月20日  評価:4.5
    このレビューに共感した/0人
  • 豊かな少年時代 総合:75点 ストーリー: 70 キャスト: 70 演出: 75 ビジュアル: 75 音楽: 75 幸せな少年時代の何気ない日常を、19世紀末の南仏ののどかな美しい自然を背景に愛情を込めて描かれ... ...続きを読む

    Cape God Cape Godさん  2013年3月10日  評価:4.0
    このレビューに共感した/1
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