劇場公開日 1949年11月

「ガルボ笑う」ニノチカ Kjさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ガルボ笑う

2021年6月17日
iPhoneアプリから投稿

第二次世界大戦前の作品なので、その後に引き起こされる事態を考えざるを得ない。ソ連(笑)的な嘲笑やライブのスターリン弄りはシュールに映ってしまう。コミュニストに批判的かというと、どうみても資本主義に毒されて堕ちたニノチカとしか見えない部分もあり、これも戦後の赤狩りが吹き荒れたハリウッドからすれば牧歌的。
役人が公職そっちのけで羽目を外してロマンスというのは支持しようがないのが難点。

Kj