劇場公開日 1999年10月9日

「割と正統派なサメ映画」ディープ・ブルー(1999) Tenjinさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5割と正統派なサメ映画

2023年12月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

興奮

サメ映画というかパニックホラーのセオリーに忠実な感じはある。犠牲になる順番とか以前の行動がフラグになるところとか。普通ならちょっと難アリくらいの性格や行動が、この手の話だと致命的になるわけである。まあ、二人ほどそうじゃない人物もいるけど。

ヒロインで主人公格の女性がとても美人さんでスタイルもいい。あまり表情を変えないキャラだけど、それでちゃんと見栄えがするのはすごいかもしれない。終盤近いところで下着姿になるサービスシーン(?)もあるし。もう一人の若い女性研究者もかわいい系で抜かりがない。

肝心のサメは自然の脅威というよりは人の手によって作り出されたモンスターという側面が強いので規格外の強さはないが、海上の研究施設という閉ざされた環境では十分恐ろしい。狡猾さが一番の武器。

必要以上にグロい描写がなく、急にびっくりさせるシーンもあまりないので割と見やすい。怖さの演出としては、サメが近くにいるけど見えないという使い方が上手い。ずっと画面にいないほうがサメは怖いってことかも。

Tenjin