ディープ・インパクトのレビュー・感想・評価
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厳しい現実を安易に救済しないところがいい
総合80点 ( ストーリー:80点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:75点|音楽:65点 )
何かとんでもない危機が起きても、誰かの命懸けの英雄的行動によってあっさりと救われる安易な話ではなく、もっと現実的に危機を描く。
厳しい現実をしっかりと受け止める姿により好感を持てるし安っぽくない。次々に対策が失敗し、どうしようもない絶望感に包まれる感覚を堪能できた。また、死んでいった人々と、生き残った人々の運命やこれからを考えさせられた。
社会は暴動が起きたりしてかなりの混乱状態になると思うし、津波の影響も直接描かれていなくて、そのようなところが無いのが残念。でも自分は『アルマゲドン』よりはだんぜんこちらがいい。
ベタです
これまたベタなハリウッド映画あるあるな作品。大統領、NASA、恋愛、家族愛、そして最後はBプランを実行。彗星の衝突と人類の存亡というテーマにこれらの要素を差し込んで完成です。アメリカ万歳です。
突っ込みどころも沢山ありますが、公開当時はもっと楽しめた記憶があるので、多く作品を見続けることによってスレちまったなぁと寂しく感じました。
冒頭、アンタッチャブルの帳簿係だった俳優(名前失念)が早々に死んでしまいます。アンタッチャブルでも死んでしまいましたが、もう少し長生きしていました。よく作中で死んでしまう俳優がいますが彼もその一人なのでしょうね。
SF大作
久々に鑑賞。当時から津波に乗まれる世界が怖い印象。ハッピーエンドではないので後味は良くないが、これはこれで印象には残った。登場人物が多く描かれているが、多すぎて逆に感情移入しづらい気がするのが残念。
深い衝撃の後に残るもの
地球に巨大隕石が衝突する事が判明。シャトルからミサイルを発射し隕石を破壊しようとするのですが・・・。
極限状況に置かれた人々のそれぞれのドラマを感動的に描いた作品です。
隕石の爆破作戦が失敗し、ある年齢以下の人間だけが生き延びるという究極の選択を強いられ、家族が、親子が引き離されていく・・・。
若い世代に未来の地球を託して死を待つしかない父や母。それを受け入れられない子供たち。そして、最後まで希望を捨てず、最後には自己犠牲で地球を救う宇宙飛行士達。
感動的なストーリーです。
特に印象に残っているのは、
宇宙船の中で老飛行士が怪我を負った若い飛行士に「白鯨」を読んで聞かせる場面ですね。素晴らしいシーンだと思います。
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